Robinson's Holy Week 2008

イースターは春分の日から数えて一番早く来る満月の、

その後にくる一番最初の日曜日があてられる。

そのイースターから逆算して日曜日を除く40日間は大斎節(四旬節、Lent)として、

40日間断食したキリストにならい、節制につとめる。

(中世では一切の動物性タンパク質を断った)

(祭色は悔悛をあらわす紫)

イースターまでの一週間は聖週<Holy Week>として、

キリストのエルサレム入城(しゅろの主日)から十字架に架けられ、復活するまでの7日間を

最も重要な期間とみなして一段と精進につとめる。

祭色は血を示す赤。

イースターから精進明けとなり、

庶民はほっとして卵と肉とでこの日を喜び祝った。

祭色は喜びと光をあらわす白と金。

 

その翌日、祭りに来ていた大勢の群衆は、

イエスがエルサレムに来られると聞き、なつめやしの枝を持って迎えに出た。

そして、叫び続けた。

「ホサナ。

主の名によって来られる方に、祝福があるように、

イスラエルの王に。」

(ヨハネによる福音書12:12−13)

<棕櫚の主日>

 

イエスは、父がすべてを御自分の手にゆだねられたこと、

また、御自分が神のもとから来て、神のもとへ帰ろうとしていることを悟り、

食事の席から立ち上がって上着を脱ぎ、

手ぬぐいを取って腰にまとわれた。

それから、たらいに水をくんで弟子たちの足を洗い、

腰にまとった手ぬぐいでふき始められた。

(ヨハネによる福音書13:3−5)

>>慈しみと愛のあるところ

<聖洗足木曜日>

 

イエスの十字架のそばには、その母と母の姉妹、

クロパの妻マリアとマグダラのマリアとが立っていた。

イエスは、母とそのそばにいる愛する弟子とを見て、母に、

「婦人よ、御覧なさい。あなたの子です」と言われた。

それから弟子に言われた。

「見なさい。あなたの母です。」

そのときから、この弟子はイエスの母を自分の家に引き取った。

(ヨハネによる福音書19:25−27)

>>たたずめるみ母は

<聖金曜日(受苦日)>

 

週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、

マグダラのマリアは墓に行った。

(中略)

マリアは墓の外に立って泣いていた。

泣きながら身をかがめて墓の中を見ると、

イエスの遺体の置いてあった所に、

白い衣を着た二人の天使が見えた。

(中略)

イエスは言われた。

「婦人よ、なぜ泣いているのか。だれを捜しているのか。」

マリアは、園丁だと思って言った。

「あなたがあの方を運び去ったのでしたら、どこに置いたのか教えてください。

わたしが、あの方を引き取ります。」

イエスが、「マリア」と言われると、彼女は振り向いて、

ヘブライ語で、「ラボニ」と言った。「先生」という意味である。

(ヨハネによる福音書20:1−16)

<聖土曜日>

>>過越の犠牲に賛美を

 

復活祭がやってきた、ハレルヤ。

バターも、チーズも、

ヨモギギクで風味をつけた

オムレツとプリンも戻ってきた。

(石井美樹子『中世の食卓から』ちくま文庫)

<復活節>

>>主なるキリストは再びよみがえり

>>この喜ばしいイースターの季節に

>>汝ら新しきエルサレムの聖歌隊よ

20080323