MEU Pistol
MEUピストル

製造元:Western Arms
全長 :216mm
全高 :141mm
重量 :1010g
総弾数:15発
値段 :23,000円
機構:ガス、マグナ・ブローバック

 今回紹介するのはWAから出たMEUピストルだ。
 以前に紹介したMGCのMEUピストルと元となった実銃は同じものだ。

もともと、「WA社がMEUピストルを出してくれれば…」という希望はあちこちで聞かれた。
 ただし、もし出すとしても近年のWA社の動向から、名前だけ同じ変なカスタムになるのではないかという心配もあったのだ。そして2004年、実際に発売されたものはどうだったか。

WA社のMEUピストルは、ある意味WA社らしいものだった。
 事前に公開されていた情報でほとんど分かっていたことだが、WA社の好むパーツを使った製品であって、皆がイメージするMEU(SOC)ピストルとは違う部分が多いものだった。以下、特に気になった点を列挙してみよう。

・ハンマーがリングハンマーではない
 実銃のMEU(SOC)ピストルと比べて最も違和感があるのはここだろう。こうしたハンマーのものもあった、とWA社では言っているが、ほとんどの人間のイメージと合わないレアケースを持ち出されても困るのだ。単にWA社のパーツの都合だろう。
・サイトが違う
 ノバックサイトのものは確かにあるが、古いハイサイトのほうが良かったと思う。ただし、この部分はハンマーと違って好みによるだろう。問題はフロントサイトが全然違うということと、ホワイトドットが入っているという事だ。後でいじる必要がある。
・その他、各種パーツの違和感
 違和感があるスライドのセレーションも気になるし、フレームのフロントストラップのチェッカリングなど、余計な加工もある。あとパックマイヤーのグリップは標準でつけるべきだったと思う。とにかく、「もっと皆のイメージに合ったものにしてほしかった」と言いたい。

 無論、良い点もあった。変な刻印ではなく、スライドにはスプリングフィールド・アーモリーの刻印に近い刻印がなされ、反対の面には余計な刻印がない。それと、表面処理がややグレーがかったマットブラックで、なかなか良い感じだ。一時期の荒れ荒れだった仕上げとは違いがはっきり分かる。この点はMGCのものと比べものにならないほど良い。

 今回、新たにトランスファー・バーはVer.2となり、若干の変更がなされた。
 最も、分解していない上にまだ撃ち込んでいないのであまり差を実感していないが…。
 正直、性能については劇的な変化はそう望めないだろう。実用としては、むしろ耐久性の面での向上を目指してほしいが…MEUピストルではそうした面の改善には至っていないようだ。WA社にはもうちょっと頑張ってほしいものである。

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