今回紹介するのはタナカのバイオハザード アンブレラ・マグナムだ。
カプコンのゲーム「バイオハザード0」に登場する架空の銃だ。
これまでバイオハザードシリーズの銃はいくつかトイガン化されているが、全て東京マルイ製のものだった。それが今回はタナカからの登場となった。
3600挺限定だと言う。
もちろん実銃にこんな銃はないが、あからさまにトーラスのレイジング・ブルがモチーフだと分かる。
フレームは従来のS&W方式のものだが、特徴あるバレルとガスポートによって迫力ある外観となっている。なお、某C誌はこの製品が発表されたとき「スマイソンのよう」とか書いていたが、あまり似ていないと思う。
ちなみにガスポートは貫通していない。マズルを覗くとガスポートがある辺りのアウターバレルの先にインナーバレルがあり、レイジングブル同様見かけより実際の意味でのバレルが短い。
グリップはコルトパイソンを模したもの。ウッドではない。
メダリオンはゲーム中のアンブレラ社のもの。予想より色が抑えられて良い感じ。
しかしアンブレラ社にはガンマニアでもいる設定なのだろうか?
バレルの刻印もフレームの刻印もかなり深く刻まれている。
フレームの刻印は色々情報を詰め込もうとして意味不明なものになっているが。
ある程度予想済みだったが、仕上げは最近のタナカらしい。
パーティングラインやバリは残っているし、ヒケもある。
メッキ自体はマット仕上げで、ステンレスらしい良い出来なのだけに惜しい…。
上の写真は10回とスイングアウトしていない時点での状態だ。
もう既にメッキがはがれてきている。メッキの強度は期待できない。
実用せずに飾れということだろうか…性能はベースのM29と同じで悪くないのだが。
マニュアルは従来のS&W M29のマニュアルの表紙だけ新調したもの。
内容が全く変わっていないあたり、実にタナカらしい。
色々と見逃せない難点がある製品だ。個人的な趣味も混じるが
(1)限定品くらいパーティングラインを消してほしかった
(2)グリップは本物のウッドにしてほしかった
(3)普通のメッキではなく、強度のあるトワイライトクロームにしてほしかった
この3点が最大の問題だ。せっかくの限定なのだから…。 |