生まれたての詩.7

積み木 パズルに 夏の川
泡沫 雲隠れ かぞえ歌
連鎖 やくそく 離陸 距離
空と海に 万華鏡のような 晩秋に赤く 風の明日
異質のとき きっと 舞う 夏の雪
↑↓←→ 失ったもの 時差 空の画廊
明日を優しく コピーではなく 交錯 波からのメッセージ
風洞 誰を 過去の街 分岐点
再生 森の扉 空耳 空へ
途中下車 今日も


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 積み木

嘘は平面ではなく
立体的な積み木
危うい均衡を保ちながら
空にのびてゆく
崩れさる日を夢見て

昨日 空も
美しい嘘をついた

            03/5/24



 
 泡沫

寂しい日の私は
いちにちを
ものを
心を
捨てる癖がある
本当に大切なものって何?
と 問いかけながら

きつく束ねられた本
ダンボールにほおりこんだ生活雑貨
なにほどでもない思い出と一緒に
ほどけることのないように
固く紐で括った色あせた洋服 
泡沫のように浮かぶ寂しさ
それらがいっせいに
私にさよならしている
否 私がさよならする

 朝陽のさす何もない部屋で
 深呼吸をすると
 すかすかした心に
 新しい朝の冷気が入ってくる

             03/5/17

 
 連鎖

あなたは 
派?
派? 
は未来につながり
曖昧な予感を孕みながら
休止符にもなるから
私は好き。 あっ
は完全主義者なのね
余韻のない断定
半ばでの終止符
その潔さも嫌いではないけれど
に 
憧れや羨望はないのかしら
それぞれの日々が
休みながら終わり
また始まる
連鎖しながら
             03/5/9

 
空と海に 
開()かずの間で
気化したものや
鮮やかな液体のものや
かさばるものなどが
ところ狭しと積み重ねられ
沈黙している
重い扉を開け
風を入れようか
いや よしておこう
積み重ねられたものは
かすかな風にも均衡を失い 
崩れるに違いないから
その下敷きになるのはごめんだわ
時を重ね 
風化した順に
空に飛ばそう
海に流そう
ついででいいわ
私も一緒に ね
            03/4/17

 

 異質のとき
近くの公園通りで
その木に初めて出会ったとき
ひそかに命名してしまった
お化け柏(の木)と
季節はずれの枯葉のままで
手首を下げ
恨めしやぁ ふうの姿をしながら
風に吹かれている
絢爛と咲き誇る桜の花をも
楚々としたハナミズキをも
木々たちの芽吹きをも
圧倒するほどの存在と
異質の佇まいを  
かたくなに守りながら 
明日もきっと会いに行く
私の お化け柏に
              03/4/5

 
↑ ↓  ← → 
↑の表示がなかったら 
私はきっと
↓に 落下してしまうでしょう
←の表示がなかったら
→の方に行ってしまいそうです
テレフォンカードの←に
銀行のカードの←に
道順を示す↑に
いつも感謝しているわ
もしも矢印がなかったら 
カードを縦にしたり横にしたり
道に迷ったりして
右往左往するに違いないもの
 あなたは私の道しるべ
 無影灯
 
             03/3/29
 
 
明日を優しく
〈新着メッセージなし〉って 
わかりやすいけれど
切り口上で
斬り捨てご免みたいで
つれない言いかたね
目のまえで突然 
シャッターをおろされたような
ドアを閉められたような気になるわ
せめて優しく 
今日はお手紙がきていません
明日はきっときますよ ぐらいは
言っていただけないかしら
そしたら私 
頭をなでなでされた幼子のように
こっくりと頷くにちがいないわ 
あら ごめんなさい
ないものねだりなどして
お忙しいところにお邪魔したようね
それじゃ また明日
            03/3/1

 
風洞
体の中が
笑い声やおしゃべりであふれ
細胞たちが時を謳歌する
体の中に
人が住まなくなり
訪れる人も途絶えると
細胞は空洞になり
風の道に変わる
小川になる
タンポポの綿毛や
お日さまが
風の道を通り
ねこやなぎが
小川を鏡にする
               03/2/22


 
 再生
水やりを怠り
ローズマリーが枯れた
再生を期して切り戻しをした
手に香りが染みついて
いつまでも消えない
枯れたはずの葉から
残り香が匂いたつ
ローズマリーの花言葉は思い出
ラテン語では「海のしずく」だという
思い出は海のしずく
大海の一滴
空の霧笛
残り香に包まれた思い出が
春に同化している
            03/2/15  
*ローズマリー
   科名.....シソ科
   別名.....迷迭香。万年露(まんねんろう) 
   ひとくちメモ.....ハーブとして料理や
   防虫などに使われる
         池田書店「花言葉 花贈り」より


 途中下車
目覚めると きまって 
天井の木目と
朝の冷気をみつめる
印でおしたような
合成材の同じ木目
印でおしたような
24時間の始まり
終わりのない始まり
  寛容で自信に満ちた
  太鼓判という印はどこにあるの?
  抽斗の中には
  まわりが少し欠けた認印と
  高慢な実印が転がっているだけ 
  あなたへの
  私への
  太鼓判探しの旅 だなんて
  気障かしら?
              03/2/8
 
 
 扉
歩き始めたとたん
もしもし
とんとん と
肩をたたかれ
「○○への変更を保存しますか?」
と聞かれた
はい(Y) いいえ(N) キャンセル  
と書かれた扉たちが
閻魔さまの顔をして立ちはだかり
ひとつ選ばないと
一歩も進めないらしい
断る理由もなく
とりあえず「はい」と答えた 
瞬時にだったか
しかたなしにだったか
扉が開いた
始めの一歩から
また歩き始めた
閻魔さまに
ちいさなウインクと
Vサインをおくりながら
             03/2/1

 
雲隠れ
新年にちなんで
コタツ布団を買い換えた
カパーをかけた
カバーが汚れないように
上掛けをかけた
これで完璧
否 上掛けが汚れないように
もう一枚 薄布をかけた
コタツ布団はカパーに
カバーは上掛けに
上掛けは薄布におおわれ
しりとり遊びをしている
助け合い
かばいあい
もたれあい
責任を回避しているうちに
あるじは雲隠れし
着ぶくれしたコタツが
汗をかいていた
             03/1/25

 
やくそく
賞味期限 03.1.18
と記された納豆が
冷蔵庫の奥で待機していた
賞味期限さま
あなたは すまし顔で
あちこちにいますね
明快すぎる指示は困ります
わがままかもしれませんが
私はもともと約束が苦手なんです
おおめにみてくださいね
明日か明後日には
細かく切ったネギと
お醤油を入れてかき混ぜ
炊きたてのご飯にかけて頂きますから
命さま
あなたも 偶然を装って
どこにでも現れるんですね
花占いをする女人のような
花びらのふりわけは
しばらくお待ちくださいますように
              03/1/18

 
 万華鏡のような
  心の在処は
  頭の中でも おなかでもなく
  やはり胸のあたりかしら
  胸のあたりが
  ほんのりと温かくなったり
  凍りついたり
  切なくなったりするから確かよね
心の中には
燦燦と光がさしこんだり
小糠雨が降ったり
木枯らしがふきすさんだりする
心は ときに
荒涼とした野になる
透明な湖面になる
どんなことがあっても
心は引越しをしない
胸のこのあたりに居を構えて
              03/1/11

 
きっと
 
大晦日が
まばたきをすると元旦 
螺旋状の歳月が
区切りをつけたりしておかしいね
人は節目が好きなのね きっと
節があると強くなれるから
竹の節は
成長へのステップのために
屋根を突き破るために
歌の節は
ネギ節防止のために
季節の節は
ときめきのために
きっと必要なのね
歳月 竹 歌 季節が
初日の出を仰いでいる
それぞれのステージから
             03/1/1  

 
失ったもの
旅先で失くしたはずの紅筆が
ひょんなところにいた
 そんな隙間にいたのね
 口を閉ざしたまま
なんの理由もなく
その日 隙間を見た
なんの理由もなく
そのままにしておいた
旅先で失くした 
という郷愁にも似た思いが
消えていった
            02/12/28








 
 コピーではなく
思い出というカードを
私は拾わない
否 拾えない
思い出は
すでに空気だから 
私は今をつかまえる
確かな手ごたえを得るために
夢をみるために 
コピーではない温かな肉声を
聞くために
今さえよければ
自分さえよければ と
刹那的な一部の若者風に
うそぶきながら
ピタッと両頬をたたいてみる
ようこそ 新しい今
            02/12/21

 
誰を
プリンセス・ドウ モナコ
初冬のバラ園で
思わず書きとめたバラの名前
白と淡いピンクの装いの女人に
とつぜん惹きよせられたのは
その瞬間の
心のありようのせいだったのか
DNAが揺れたからなのか
出会いの不思議にすぎなかったのか
色あせたフレーズを口にしてみる
あなたに会えてよかった と
  けだるげな春の夕べには
  ここちよい宴の宵には 
  こぬか雨ふる日には
  風花が舞う日には
  凍える日には
  誰を好きになるだろう
  灼熱の砂丘では
  どんな物語に惹かれるだろう
  
プリンセス・ドウ モナコは
冬木立のなかで
凛として咲き続けている
            02/12/14

  

森の扉
街はずれの小さな森から 
わきたつような蝉の声が消えて久しい
今 ぬけ殻さえみあたらない
保護色になって枯葉に同化した?
街路樹から
むせ返るような緑の精気はとうに消え
こがね色をした葉も散り終わり
空を掃くほうきになって
今年の悔いを掃いている
含羞の裸木になって
空を仰ぎなから
新しい扉が
ほら 開こうとしている
              02/12/7




  

 の
子どものころの
いたずら書きの常套句は
へへののもへじ
へのへのもへじ
桜花の精
月の兎
あじさいの海
こもれびのさす小道
朝焼けの空
秋のゆうぐれ
枯葉の舞う音
雪の街
今日の天気
百年後の天気
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
〈の〉は いたるところに点在し
溶接と橋渡しを担う
〈の〉は水 空気
すこし欲張りな八方美人
あなたの声
あなたのまなざし
あなたの腕
あなたの微笑み
〈の〉は 
涼しげな顔をしながら
飄々と ひとり歩きしている
              02/11/30

 
パズルに
深い夜
明けきれぬ朝 
部屋は みずからの音を持つ
遠い海鳴りや
星が降る音
粉雪が舞う音のような
じっとしていないと
消えてしまいそうな音を
手のひらに包みこみ
私はまどろむ
朝の光がさしこむころ
部屋の音は
小鳥のさえずりや
新聞配達のバイクの音や
雨戸をあける音に打ち消され
一日の喧騒がはじまる
私は喧騒という名のパズルに
当然のようにおさまる
すこしばかり心地よく 
            02/11/23 

 
 かぞえ歌
使い慣れた紅筆を旅先で失くした
かさついたくちびるに
わずかな潤いをもたらし
色あせたくちびるに灯をともし
少しだけ私を変えてくれるものは 
ほかにはいなかった
手元をすりぬけ
路傍にでも転がっていったのか
渓谷の水しぶきを浴びているのか
砂浜の砂のなかに
埋もれてしまったのか
宿の片隅で
私を待ってくれているのか
あれから数日が過ぎた
ひとぉつ ふたぁつ 
と 私は拍子木をたたくように
なにかを数えている
              02/11/16

 
 離陸
夢のなかの私は
地上数十センチのところを
ほら 歩けるよ と  
乳飲み子の歩き始めのように
誇らしげに歩く
地面から少し浮いただけで
そこはもう空の一部
飛べるかもしれない
飛翔へのあこがれを翼に
郷愁に変わる地面を背に
              02/11/9








 
 晩秋に赤く
公園の前を通りすぎるときだけ
その花の名前を思いだそうと
むきになっていた
三日がかりだったろうか
五日間も過ぎたころだったろうか
小さな咳をした拍子に
ふいに思いだした
それはサルビア
他の色は知らないかのように
*〈燃ゆる思い〉〈家族愛〉
という花言葉にふさわしく
すこし不器用に
ただひたすら赤く咲く
中世では 生命を延ばし
精神力を高め
悲しみを少なくし
悪いものを防ぐ力がある 
と 信じられていたというサルビア
忘れていたことを思いだしたあとは
のどのつかえがとれると同時に
ふっと虚しさがよぎったりする
人生も たぶんそんなもの 
と 枯れたふうに呟くと
サルビアの赤が
まぶたの裏で燃えていた
*  池田書店刊「花言葉 花贈り」参照   
             02/11/2

  
  
 舞う
メモに書いたラブレターを手に
スーパーマーケットに行く
鮮度や賞味期限を
今日一番の真剣な顔で確かめながら
野菜 果物 肉 魚などを
次々と籠の中にいれてゆく
  〈少し滑稽な愛に似ていた〉
花のコーナーで
ふと目にしたリンドウの青紫に
訴えるようなカサブランカの香りに
ほほえむパンジーに
心が揺れ
こみあげてきた思いは
  〈里ごころだったか〉 
街路樹は秋なので
私は枯葉を着る
そして 舞う
            02/10/26

 
 時差
  明日の
  あさっての
  ずうっと先の寂しさは 
  先どりするにかぎるわね
  それも たった今
気短な女が
せわしげに寂しさを噛む夕べ
鳥たちが空を切って
西のほうへ飛んでゆく
一羽 二羽 そして 数羽
たぶん ねぐらへ
  おやすみ 鳥たち
  今日もいい日だった?
            02/10/19
 








 
 交錯
愛はアースすることらしい
ひとひらの髪から
瞬時に伝わってくるものを
私は貧しく温める
とがった指をつつみこむ
胸の鼓動にふれたあとの
手のひらの感触を
頬や まぶたや くちびるを
つん と突いたあとの指の記憶を
習いのように反芻する
アースの線は
うつくしい朝に
はかなげな夕べに
にび色にひかりながら
交錯してゆく
          02/10/12




 
 過去の街
街はすでに靄のなか
通りすがりのブティックも
駅前の喫茶室も 
横丁の居酒屋も
あるきなれた石畳も
街から手わたされ
無意識に受けとっていたものも
なにもかも靄のなか
洋服のように着ていた街を
ぜんぶ過去へお返しするわ
フリーマーケットに出すのも
悪くはないわね
ねぶみされながら
靄のなかから
過去の街が顔をのぞかせている
           02/10/5





 
 空耳
耳が空を飛ぶと
小さな声や囁きや
宙を歩く足音が
聞こえてくる
秋の空は
澄みきっているからなのね
耳が空いっぱいに飛びかっている
あきあかねのように
             02/9/28
            












 
 光
オレンジ色の帽子をかぶって
遠慮がちに頭をのぞかせ
定刻に雄姿をあらわす太陽
あなたはいつも正しいし 
過ちなどけっしておかさないから
ときを忘れたりしないから
私には眩しすぎる
不器用なまでの正義は
どこから生まれるの?
地平線に沈む太陽に 
バカヤロウなどと私は叫ばない
山並みの狭間から昇る太陽に 
おはよう と言ってみる
          02/9/21







 

夏の川
ポリシーなどないわ
あるのはたぶん逃避
弱くなった夏からの
清廉な秋からの
乾いた私からの
のこりの夏と
はじまりの秋の狭間で
挽歌を奏でる蝉
風にゆれるコスモス
どちらもお似合いね 
      02/9/9












 
 刻
花のシンデレラ
月下美人が咲いた
なぜか人が
遠く感じられる夕べ
誰もいない部屋で
夜半に目が覚めたのは
かぐわしさのせいだったか
愛でることもしなかったことへの
悔いのせいだったか
数時間 妖艶に咲き誇り
それすら忘れたかのように
花の刻を終える月下美人
朝  私は夢のあとを摘みとる
明日のために 
否 今日からのために
        02/7/20






 
 距離
見上げると
高層ビルも 空も
確かにそこに在る
いつも おなじ高さで 
おなじ広さで
見下ろすと
人は小さな蟻
遠ざかると点になり
視界から消え去る
人を無にする境界線は
空のどのあたりにあるのだろう
どれほどの距離が
人を無に変えるのだろう
いくつもの無が空を形作り
距離を繋げている
       02/7/13





 
 風の明日
あなたの申し送りは 
事務的で簡潔すぎる
 〈それだけでいいの?〉
そのとき私は
ただ 風を見ていた
萎えた視線を風に絡ませて
私も いつの日か 
きっとするだろう
誰かさんと誰かさんに
仕事の引継のように
乾いた申し送りを
ほんの少しだけ
 〈それじゃ〉
        02/7/6







 
 夏の雪
私の手はシュレッダー
私という証を
半分に さらに半分に
粉雪の細かさにするための
ひとひらのメモが
事件の鍵を握ることもあるから
恋のふみも
ひそやかに記された日記も
ささいな機密も
けっして残してはいけない
今日を 
私を 消し去る
シュレッダーの刃を研ぐ
        02/6/29







 
 空の画廊
つゆの晴れまに
雲が描いた絵は
雪ウサギや恐竜やタツノオトシゴ
絵はビルとビルに挟まれ
おしつぶされそうになったり
木々と一緒に揺れたり
こずえに隠れたりする
あの日の空も
あいまいな水の色をしていた
雲が描いた白馬の絵を
私はただ ぼんやりながめ 
走り去っていくのを見ていた
       02/6/22











 
 波からのメッセージ
ほら あの建物が
僕が入院していた病院
見える? 七階東の左側の部屋
あと何回 入院することになるだろう
と あなたは明るく
ひとごとのように言う
そんな風に明るく言わないで
さりげなく言わないで
どきどきしているのは
あなたのせいじゃないわ
あなたの好きな古里の浜辺を
夢のなかで走ってきたからよ
まぶしいのは
波がステンドグラスのように
きらきら光っているからなの
あなたのように
         02/6/15



 
 分岐点
竹の子が
茶褐色の衣を脱ぎすてると
新しい枝葉はシュワッ シュワッと
しなりながら弧を描き
噴水になる
食されることも
残されることも
みずからの意志ではない
分岐点は
人間の不確かな視線が作る
選ばれたということか
選ばれなかったということか
はりめぐらされた地下茎に
束縛されながら
守られながら
若竹は飄々と風を奏でている
            02/6/8



 
 空へ
その朝 
ツバメの巣は もぬけのからだった
初めての外出?
否 慌ただしい巣立ちのようだ
みあげると電線に
5羽 並んでとまっていた
新入生のように初々しく
身の丈にあわないツバメ服を着て
律儀にこちら側をむいて
いつのまに飛びたったのだろう
電線は空を区切り微かにゆれ
空っぽの巣は
ほうけた顔を天井にむけ
カラスよけに張った網は
さわさわと音をたてていた
           02/6/1





 今日も
優先順位1,2,3
足どり軽く1,2,3
されど1位はあとまわし
2,3,1と入れ替わる
大事だからこそあとまわし
時間配分しくじって
今日も1位を積み残し
机のうえの空き地には
心のなかの倉庫には
日々の1位が山積みだ
明日があるとうそぶいて
山のいただき眺めてる
        02/5/25
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