|
uso. 戻
|
笑ったり泣いたりすることに後ろめたさを感じる
たばこを挟む2本の指から、
裸足で地面に下ろした2本の足から、
むき出しにされた先端から、
順番に冷えていく
もうみんな家に帰ったあとだけど
いまぐずぐずに縮れた、
先端から燃え尽きていく熱を失った葉が、
自然に倣いながら、
散らばっていく
軽いめまいを覚えても次に火をつける
帰るのは、
もう少しのあいだあとのこと
泣いてるの?
その涙のなんて独善的なこと!
笑ってるの?
その声のなんて傲慢なこと!
|
【 模写 】 081224
←
◎
→
|
喰ってしまいたい。
喰い尽くして、
喰い潰してしまいたい。
食べたいという能動的な欲求の陰にできつつある、
誰かの何かになってしまいたいという受け身の欲望。
生産には必ず消費と言う前段階が過程に存在してて、
それをいかにうまく取捨選択して生産という到達点にまで持っていくかがその価値を決める。
消費の対象になにを持っていくべきか?
対象のどの部分に着眼するか?
なにを生産の目的に定めるか?
それが必要かどうか?
そうしてできたものがおそらくのあなたや私です。
本当?
本当にそうやって作った?
だとすれば食べるのに迷う必要なんてないはずだ。
|
【 食卓での食事 】 081224
←
◎
→
|
たとえばの話。
何時間も、何日も、何年もかかって考えた手垢まみれの生きる意味よりも、今直面してる、個々の些細な、退屈な、とてつもなくつまらない問題について対処していくのが当面の生きる意味だし、大切なことだとか
たとえばの話。
言葉というものが突き詰めて単語レベルでおそろしく言葉でしかないことだとか
関係と言うものが突き詰めて自己と他者とに隔てるものでしかないことだとか
たとえばの話。
原因を知りつつもそれをいかにうまくやり過ごすかとか
いかにうまく上塗りすることが可能かどうかとか
たとえばの話、
たとえばの話、なんて言ってすべて現実に起こっているし、肯定されているじゃないか。
(すでにひっ剥がしてやることすらできない!)
|
【 現実の、圧倒的な存在感 】 081222
←
◎
→
|