その他の星雲星団

By C.Murotani
Apr.10 2005更新


M1
(おうし座)

かに星雲と呼ばれる超新星爆発の残骸。
赤いフィラメント構造が爆発を物語る。
LRGBによるカラー合成。
(冷却CCDカメラ+31cm反射望遠鏡 テレコンバータ使用)

M8
(いて座)

干潟星雲と呼ばれる夏を代表する明るく大きな散光星雲。
水素ガスが励起されて赤い光を放っている。
上の三裂星雲M20と近く、一緒に写すと色と形の対比がおもしろい。
(35mmフィルム+31cm反射望遠鏡)

M16(へび座)

夏の南天の天の川の中にある代表的な散光星雲。
形が羽を広げた鷲に似ていることからEagle Nebulaの別名がある。
(ST−9冷却CCDカメラ+31cm鏡直焦点)

M16(へび座)中心部

上の散光星雲の中心部をfl=2820mmで撮像したもの。
暗黒星雲先端部のハッブル宇宙望遠鏡によるクローズアップが有名。
この画像もハッブル望遠鏡の画像と比較照合しやすいように南を上にして掲載した。
(冷却CCDカメラ+31cm鏡直焦点+エクステンダーレンズ)

オメガ星雲M17
(いて座)

全体の形がギリシア文字のオメガ(Ω)に似ていることからこの名前が付いた。
望遠鏡を使い、眼視で見ると最も明るい部分が水面に浮かぶ白鳥の姿に見えるが、この写真では北が上になっており逆さの姿である。
(31cm反射望遠鏡+35mmカメラ)

M20
(いて座)

三裂星雲と呼ばれる散光星雲。
赤く発光するガスと星の反射で青く光るガスのコントラストが美しい。
(35mmフィルム+31cm反射望遠鏡)

M27
(こぎつね座)

有名な「あれい状星雲」。
惑星状星雲のなかでは極めて大きくて明るいので、夏の夜空の観望の好対象だ。
シーイングが良かったのでテレコンバータを併用して細部の拡大を狙ってみた。

31cm反射+テレコンバータ(f=2420mm)+ST-9

(星ナビ03年8月号掲載)

M57
(こと座)

リング状星雲の名前で有名な惑星状星雲。
非常に明るく眼視の観察でもこの画像のような色は見えないが夜空にぽっかりと浮かんだ白いたばこの煙状の姿がよくわかる。

(ST-9冷却CCDカメラ+31cm反射望遠鏡)

M42
(オリオン座)

冬の有名な星座「オリオン座」のほぼ中央、三ツ星の下にあるオリオン大星雲として知られる明るい散光星雲。
小望遠鏡でも十分楽しめるすばらしい対象。
(35mmフィルム+31cm反射望遠鏡)

M45
(おうし座)

プレアデス星団、和名は「すばる(昴)」
枕草子の昔から今に至るまで日本人から最も親しまれ、好まれている星たちだ。
生まれたばかりの若い星たちが青いガスに囲まれている。
(35mmフィルム+31cm反射望遠鏡)

NGC1333
(ペルセウス座)

秋の天の川近くに見える小さな反射星雲。
小さいながらも複雑なガスの流れと、そばの赤い星雲などとの対比がおもしろい対象。

31cm反射直焦点(f=1800mm)

(天文ガイド04年3月号掲載)

NGC1491
(ペルセウス座)

電離水素が発光した赤い散光星雲。
小さいが入り組んだ内部構造が見られる。

NGC1499
(ペルセウス座)

アメリカのカリフォルニア州の形に似ていることから「カリフォルニア星雲」と呼ばれている大きくて明るい散光星雲。
ペルセウス座の足もと、プレアデス星団の比較的近くにあるので中望遠〜標準レンズでは赤と青の星雲の対比が好対照で美しい。

(35mmフィルム+10cmED屈折)

NGC1788
(オリオン座)

青い反射星雲だが、真ん中に進入した形の暗黒星雲の形状が面白い。


NGC1931
(ぎょしゃ座)

M38のすぐ近くにある小さな散光星雲。
M20ほどではないが赤く発光している部分と青い部分の色の対比が美しい。

31cm反射直焦点(f=1800mm)

(天文ガイド04年3月号掲載)

NGC1999
(オリオン座)

オリオン大星雲の南にある淡くて小さな散光星雲だが青と赤の星雲のコントラストや星雲の形がとても興味深い。
(天文ガイド05年2月号掲載)

NGC2024
(オリオン座)

三ツ星のそばの明るい散光星雲で、望遠鏡の眼視観察でも比較的よく見える。
青い光条はすぐそばにある三ツ星の一つζ星のもの。
(冷却CCDカメラ+31cm反射望遠鏡)

NGC2071
(オリオン座)

M78星雲のそばにある小散光星雲。反射星雲に入り込んだ暗黒帯のディテールが面白い。
(天文ガイド05年2月号掲載)

NGC2174−5(オリオン座)

猿の横顔に似ていることから、日本では「モンキー星雲」の愛称で呼ばれている明るい散光星雲。
オリオン座に属するが、ふたご座の散光星雲M35の近くにある。

NGC2237
(いっかくじゅう座)

冬の銀河の真ん中にあるバラ星雲と呼ばれる散光星雲。
まさに冬の空に浮かぶ薔薇の花である。
(35mmフィルム+31cm反射望遠鏡)

NGC2261
(いっかくじゅう座)

ハッブルの変光星雲として有名なもの。
最近の研究では原始星から放出されているジェットの一部が見えているらしい。
(冷却CCDカメラ+31cm反射望遠鏡 テレコンバータ使用)

NGC2264
(いっかくじゅう座)

散開星団と散光星雲が重なり青と赤の光を放って非常に美しく「クリスマスツリー」の呼び名がある。
付近にあるバラ星雲に比べると淡いので撮像が大変。
画面下の暗黒星雲は円錐(コーン)星雲と呼ばれている。
(冷却CCDカメラ+16cm反射)

NGC2359
(おおいぬ座)

この星雲は通常の散光星雲とは違い、ウォルフライエ星から放出されたガスが発光しているもの。
大型で形状が面白いので最近撮像する人が多く、私も狙ってみた。

NGC2392
(ふたご座)

フードをかぶったエスキモーの顔に似ていることから「エスキモー星雲」と呼ばれる惑星状星雲。
明るいが視直径が小さく、撮像が難しい対象。
(冷却CCDカメラ+31cm反射 テレコンバータ使用)

NGC2438
(とも座)

冬の銀河の中にある散開星団M46と重なっている惑星状星雲。
星団の中にあるので星が多く画面がにぎやかだ。
31cm反射直焦点にて撮像。

網状星雲(NGC6992−5)

この美しいレース編みのような星雲は超新星が爆発した痕跡で、このような星雲が全天にはいくつもあるがその中で最も有名なものの一つ。
私の使用しているST−6の写野には収まらないので複数の画像を接続して全体像を合成した。
(16cm反射望遠鏡+冷却CCDカメラ)

左の画像はサムネイルになっているので画像をクリックしていただくと大きな画像が見られます。

NGC7023
(ケフェウス座)

反射星雲だが比較的大きくて中心星に内側から照らされたランプシェードのような特徴的な形状をしているので、最近冷却CCDの対象として撮像されることが多い。

NGC7293(みずがめ座)

非常に大型の惑星状星雲。
スパイラル構造を持つことから「らせん星雲」とも呼ばれている。

(ST-9冷却CCDカメラ+31cm反射望遠鏡)

NGC7635(カシオペア座)

散開星団M52の近くにある散光星雲。
丸い円弧状の部分があることから「しゃぼん玉星雲」の別名がある。

(ST-9冷却CCDカメラ+31cm反射望遠鏡)

馬頭星雲
(オリオン座)

散光星雲IC434をバックに冷たいガスがその影を落としている。
馬の首の形をしているところからこの名が付けられている。
この画像のように微光星がピンク色に染まるのがLRGB法の欠点。
(冷却CCDカメラ+16cm反射望遠鏡)


Abel121
(ふたご座)

「メデューサ星雲」の名前を持つ惑星状星雲で、PK205+14.1というナンバーでも呼ばれる。
惑星状星雲は小さなものが多いが、この星雲は淡いが大型だ。