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C+- プログラミング |
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編集後記 |
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2002年8月29日 最近CATVと契約したのでチャネル数がいっきょに増えました。全部見ているわけではありませんが、いくつか面白いアメリカ製のドラマが見つかったので楽しんでいます。中でもFOXチャネルの"the
practice"というドラマが秀逸です。内容はある弁護士事務所が扱う裁判にかかわる人々の話です。一応主人公はこの弁護士事務所(7人だったはず)の所長ですが、裁判にかかわる検事、判事、被告人の性格がなかなかよくに練られていて毎回飽きません。 2002年12月15日 Cmtoyを更新しました。CPU、割込みのシミュレーションをそれなりに整理できたと思います。μITRONサービスコールの実装も増やしました。 組み込みシステムの開発を20年くらいやってきて、現在開発効率や信頼性をどのようにあげるかが一番の問題と感じています。アセンブラからCに移行したことで一時的にはよくなったような気がしましたが、現状は要求仕様も複雑になり 再び問題がぶり返してきた感じです。実際、個人的にはここ数年間の組込みシステム開発ではCで記述したファームウェアのソースコードをパソコン上でVisualStudioのデバッガを使い ながらシミュレーションするツールを自前で作成して実機動作前に検証していました。その経験で は、割込み、IO、メモリバンクなどのハードウェア操作まで含めたプログラムではほぼ90%以上 、通信プロトコルなど直接ハードウェアを操作しないプログラムではほぼ100%の動作を検証できる手ごたえがあります。 最近UMLツール(BridgePoint、Rose Realtime)や形式的検証ツール(SPIN、UPPAAL)を実際に使ってみる機会がありました。これらを組み合わせて実機で評価する前に論理的なシミュレーションレベルでほとんどの検証ができるようになるのでは と期待しています。また、機会があればそのような仕事に携わってみたいものです。 2003年6月8日 Cmtoyを更新しました。メモリ/IOのシミュレーションを 追加し、μITRONサービスコール(固定長メモリープール)の実装も追加しました。それに対応してサンプルプログラムも追加しました。 最近突然DOS上でのSRAMカードの問い合わせがあったので、参考になるかどうか分かりませんが道具箱にATAコマンドの操作例を追加しました。 いまだにDOSを使ったシステムもあるとしたら何かの役に立つかもしれません。 ところで最近「物理学はいかに創られたか 上巻、下巻 岩波新書」を読み終わりました。この本のことを知ったのは、去年ノーベル物理学賞を受賞した小柴さんが中学生時代に読んだと新聞などの記事で報じられたのがきっかけでした。著者はアインシュタインですが、私は今までアインシュタインがこのような一般読者向けの本を書いていたとは知りませんでした。主にガリレオ・ガリレイから始まった力学の誕生から量子論の誕生あたりまで の間にどれだけの考え方の転換を余儀なくされたか、なぜそれぞれの転換が必要になったかを素人にも分かるように解説してあります。 力学から相対論になって自然の捉え方はより包括的で例外がなくシンプルになってきたけれどもそれを支える数学的な技術は反対にとてつもなく複雑になったと解説されていました。ホーキングが最新の宇宙論を 一般読者向けの本で解説しているのもこのアインシュタインの本の影響かもしれません。私も大学で物理を専攻していたのに今の今までこの本の存在すら知らなかったとは恥ずかしい限りです。学生時代にこの本を読んでいたら学問に対してもっと真摯に取り組んだのではと思います。今となっては後の祭りですが 、遅ればせながらこの本を読んでよかったと小柴さんにも感謝しています。 2009年4月27日 今年に入ってから自動車産業の生産調整が進んで、自宅待機で時間ができたので(3月くらいから週3日勤務)、新しい課題に取り組んでArithmetikaを公開できるようになりました。 去年から読んでいる「アダムの旅 バジリコ株式会社発行」には久々に興奮を覚えました。ナショナル・ジオグラフィック・チャネルの番組 「ジャーニー・オブ・マン:人類の軌跡」を見て著者のスペンサー・ウェルズを知り、日本語に翻訳されている本を探しました。このように最先端の科学的成果を一般の人にもわかりやすく紹介してくれるものには刺激を受けます。 内容は、以前から聞いてはいた”ミトコンドリア・イブ”という概念に対応する”アダム”という概念もY染色体の科学的、技術的な調査により可能で、現生人類はアフリカ大陸を出て5万年くらいかけて地球上全体に広がったということです。つまり現在地中上に住んでいる現生人類の男はすべてその祖先をたどるとアフリカ大陸に住んでいた1人の男 (のY染色体に発生した突然変異パターン)に辿りつくということです。ゲノム分析、考古学、炭素年代測定法などの最新の成果だけでなくダーウィンのころからの人類の多様性に関する研究(血液型、タンパク質、DNA、ゲノムなど)をたどっているのもよかった。 ダーウィンは人類に亜種はないと控え目に主張していたようだが、最新のDNA分析でも人種と呼んでいるグループ間にも種と呼べるほどの差異はないらしい。ダーウィンの研究者としての洞察力はすごいもんだなと感心した。 現生人類のミトコンドリアのゲノムに起きてきた突然変異による個体間の差異の時間的な分布を調べるとバクテリアが爆発的に増える時の分布と同じ様相を示しているらしい(当然時間のオーダーは違いますが)。これは、アフリカ人は6万年前、アジア人は5万年前、ヨーロッパ人は3万年前から途切れることなく爆発的に増え続けたことを示していて、考古学的証拠と一致するらしい。 ナショナル・ジオグラフィック・チャネルの番組ではスペンサー・ウェルズが自分の研究成果に沿ってアフリカや中央アジアなどの人々を紹介していくのだが、彼の研究者としての情熱にも好感が持てた。ジェノグラフィック・プロジェクトというのもあるので参照されたし。 とにかく久しぶりに刺激的な本に出会った。
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