BTRONって、すごいよ
初めてBTRON仕様に準拠したOSを手にしたのが、
今は製造されていない TiPO Plusを手にしたときでした。
初めは何をしていいのかさっぱり勝手が分からず、
せっかく作ったファイルを消してしまったこともありました。
ファイルシステムがネットワークタイプで、
これまでのコンピュータのようにツリー形式ではないとか、
ハイパーリンクをOSがサポートしているとか、
見聞きしてはいましたが、実際に触ってみるまでは
本当の理解をしていなかった、と、今は思います。
次の二つをよく見てみてください。リンクをクリックしていると
そのうちに BTRONのファイルシステムが人間に歩みよっていることが
おわかりいただけるでしょうか。
皆さんは、なにかファイルを作成したときに
どのフォルダに入れておくべきか、
悩んだことはありませんか?
私は、きっちりカテゴリー化していたつもりでも、
複数のフォルダに入れておきたいと思ったことが多々ありました。
今は某窓でもショートカットが作れるので
ましになりましたが、元のファイルを移動したり名前を変えたりすれば
見つけられなくなってしまいます。(林檎OS 9.0.4のエイリアスは、その元ファイル
が入っているフォルダの名称を変えても、移動しても、元ファイル名を変更しても
しっかり元ファイルを開いてくれます。すごいですね)
マイクロソフトのOUTLOOKでは、分類項目というモノがあって
一つのメールを複数の分類に整理しておくことが出来ますが
なぜだと思いますか? そう、便利だからでしょう。
でも、その便利さもOUTLOOKの中だけですし、
ワードやエクセルに他のファイルへのショートカットを
はりつけることができても、一般のアプリケーションではできません。
つまり、中途半端だと思います。
BTRONなら、保存場所に悩むようなことは皆無にすることが出来ます。
おおざっぱに言って、他のOSでいうところのファイルアイコンを文章中に、
図形と混ぜて、表計算のセルの中に、というようにファイルの中であればどこにでも
置くことが出来るからです。しかも、いくつでも好きなだけ。
このファイル自身のことを(おおざっぱに言って)実身【じっしん】、
ファイルアイコンのことを(おおざっぱに言って)仮身【かしん】と言います。
好きなだけ好きなところに配置できる仮身、というのは、まさに
HTMLなどのマークアップ言語と同じことをしていると思ってもいいかもしれません。
これらマークアップ言語と大きく異なる点は、テキストエディタや
特別なアプリケーションを使わずに、使っているだけで自然に
ハイパーリンクが出来ていくことでしょうか。
なので、どんなに複雑な構造にしてしまっても、そのままHTMLに変換してくれる
超漢字ウエブコンバータを使えば、リンク切れや間違いがありません。
(このサイトもこの超漢字ウエブコンバータを使っています)
同じ名前の実身を作れるなど、ちょっと他のOSに慣れすぎている人には
不思議なことも出来ますが、詳しくは触れません。
超漢字のサイトなどを参考にして調べてみてはいかがでしょうか。
(↑
などすばらしいサイト多数あります)
さらに、超漢字では17万もの文字を扱うことが出来ます。
この機能はまだ発展途上にあると思いますが、たいしたものです。
(トンパ)文字も楽しいです。もっと文字数が増えるといいですね。
なぜ発展途上かと言うと、
1:右から左へ書くことが出来ない、
2:カーニングが出来ない文字(群)がある
からです。
この二つがないためにアラビア語を文章として記述することが出来ません。
将来のBTRON仕様の拡張とベンダーの実装技術に期待しましょう。
Macintoshではサンスクリット語を正しく表現できるランゲージキットもあるようですので、
実装は可能だと思います。
韓国語や台湾で使用されている字体や、
フランス語、ドイツ語等の各種ヨーロッパの文字を記述することは出来ていると思います。
Contents =BTRON Page by Taichi