【妊娠・出産のための呼吸教室】お問い合わせ Tel&Fax 046-272-1981 メール(前田正秀)
 『生まれてよかった。産んでよかった』と誰もが思える
バースブリージング(呼吸)教室を開催してみませんか?

 ラマーズ法に替わる新しいブリージング法のご提案をさせていただきます。
リフレクソロージーやリーブ法にも増してメンタル面に関する取り組みが特徴的です。

 ブリージングは具体的な呼吸の方法として有効なだけでなく、妊娠期間中から意識的な呼吸を心がける ことが出産のための呼吸としても役立つようにプログラムされた呼吸教室です。
 この呼吸教室を通じて母子間の一体感が味わえるということと、この一体感がお産の プロセスを進めて行く上での原動力となるということ、ひいては満足のいくお産がその まま育児のあり方へとつながっていくことを体験してもらうことが目的です。
 呼吸を使って妊婦の心身のケアを行うお手伝いをさせていただきたいと思います。

 少子化が加速する現代にあってお産の件数も減少し、助産施設や助産教育施設の閉鎖、 産科医希望者減少などお産業界をとりまく状況は厳しいものがあります。
 その一方で戦前には当たり前だった自宅出産が新しいニーズとして増えているのも事実 ですし、病院の産科においてもフリースタイルを導入したりと自然出産志向は高まりつつ あるように思います。その背景として、産むのは一人か二人と決めている産婦の「どうせ 産むんだったら私らしく満足のいく形で」との意識が働いているように感じられます。
 しかし、お産に関する情報収集はできても、お産の実践となるとそれに必要な体と 心が伴っていないのが現状ではないでしょうか? 懐妊そのものに戸惑いを残したままで、 あるいは産後の育児への不安や個人的なキャリアアップの問題に直面したままお産の日を 迎えることになったり、産婦をとりまくメンタルなケアは今日ほど重要性を増している ときはないように思います。
 このケアができいていないことが妊娠期間中と出産に影響を与え、育児の場へと問題は 持ち越していくことでしょう。やがてそんな環境で成長を遂げて行く大人たちにも出産を 迎える日がやって来るわけですが、その時どんなお産の場があればいいのでしょう?

 お産から始まって、育児教育、性教育、受胎指導へと一巡りしながら女性の生き方と常に 関わる仕事に携わる皆さんは、女性の生き方の多様性に沿いながら地域や社会への貢献の あり方を改めて考え、それをいかに発信していくかが課題としてあるような気がしています。
 私は出産の体験が『生まれてよかった。産んでよかった』と思えるようなメンタルなサポ ートを呼吸教室でご提供したいと願っています。この新しいメンタリティの構築の試みが お産の現場に関わる皆さんと女性との間で信頼関係を作っていく一助になると考えています。


マタニティ呼吸教室の内容
○お産に関して大切な呼吸は「吸う息」と「吐く息」のどちらですか?

 昨今、出産途中で過呼吸になったという話を妊婦さんから耳にします。その話の中に助産師 さんから「呼吸しようね」といわれたことが呼び水となって「呼吸しなきゃ、しなきゃと思っ てるうちに、過呼吸になってしまいました」というものがあります。
 その要因は、われわれの呼吸にはそれぞれに癖があり「吸う息」「吐く息」のバランスが 違っているからです。
しかし、その癖についてはなかなか自覚がなく、大きな呼吸が必要なお産の場で思わぬ形となってその癖がでてしまうわけです。これが例えば過呼吸です。

 お産に関して大切な呼吸は「吸う息」と「吐く息」のどちらですか?との問いにおそらく 「吐く息」と皆さんはお答になられることでしょう。息を吐くことによって体の緊張を取り、 弛緩した状態が出産のプロセスを進めるからですね。それを体系化したものがラマーズ法な わけです。
 理念はわかっても覚えるのが大変、結局お産の実践の場に臨むとトレーニングの ようには持続できないところがあります。さらに吐く息にエネルギーを使うラマーズ法は吸 う息への意識がおろそかになることもあります。

 血中の二酸化炭素量が酸素量に比べ減少し過ぎた場合、筋肉は硬直していきます。
つまり「吐く息」のバランスに偏った人がラマーズ法を実践して行くと吐きすぎてしまい筋肉 は硬直することもあるということです。
 あるいは「息吐いて」といっただけであらかじめ「吐く息」のバランスに偏った人は過度に吐いてしまいがちですから過呼吸の状態を作りかねません。

   一方、「吸う息」派の人達はいきなり「呼吸しようね」といわれると「吸う意識」に引っ 張られ、取り込みすぎた酸素量が二酸化炭素量を上回った時点で筋肉は硬直してしまいま す。この状態に本人も驚き、現場も慌ててしまいます。
 あるいは、具体的に「息を吐きましょう」と言うことができても、とっさに切り替えられ ないのが呼吸の癖なのです。例えば痛みに対して声を出してはいけないと自分を制限して いる人は、頑張ろう、弱音は吐いてはいけないと自分を制限している場合が多いのですが、 「吸う意識」に引っ張られやすい癖と吐くわけにはいかないという観念が吐く息そのものを 成立させません。
 こうして吐くことを止めたことで身体には力が入ったままで呼吸の循環が止まってしまい、
お産のプロセスが止まってしまいます。

             過呼吸の詳細はこちらから⇒ 過呼吸はヒーリングのプロセス

 吐く息が大切だとはわかっていても、息を吐くことができなかったり吸うことができなければ意味がありません。その突破口として声を出すことが二酸化炭素を放出する手立てとなり、同時に痛い気持ちも手放せて行くことを妊婦さんには伝えていきます。
 そうすれば次に巡ってくる吸う息=酸素の循環も作り出せるわけです。

 教室では、呼吸の意味を学び呼吸の癖について気づきながら、吐く息がスムーズに手放せて行けるようにサポートしていきます。日常的に意識的な呼吸ができるようになれば、いざというときでもうまく吐けることでしょう。まずは吐くことから始めて結果的に吸うことが伴ってくればいいと考えます。

○意識的な呼吸の重要性について

 意識的な呼吸とは、ただ今の自分の呼吸に気づき呼吸することです。浅い呼吸、呼吸を止めていることに気づき改めて深い呼吸をするということです。
 しかし、残念ながら一瞬一瞬の呼吸は常に自分の感情や環境によって変化し続けていることを知らない人がほとんどです。そして、実際には自分の感情や環境によって作り出せされる変化から身を守るためにこそ、様々な呼吸の癖を作り出してきたんだということには気づけません。

 呼吸の循環につれて私たちの気持ちの循環が乗っかっています。「吸う息」は受け取るという意味があり、「吐く息」は手放すという意味があります。受け入れやすいもの、受け入れがたいもの、手放しやすいもの、手放しがたいものが人であれ感情であれ環境であれ、それぞれに対する私たちの気持ちに応じて呼吸は変化しているわけです。この変化に対応してきた呼吸の癖に気づくことは気持ちの癖に気づいていけることを意味します。
 呼吸には生き方が集約されているといっても過言ではありません。

 お産の場では女性の生き方そのものが現れ易いのですが、気持ちの癖に伴った呼吸の癖も顕われてくるわけです。この癖には本人も助産師もその場で対処しずらいものです。ですから、出産の場に先がけて意識的に呼吸をすることが大切になってくるわけです。  意識的な呼吸のことを英語でブリージング【breathing】とよんでいます。

○マタニティブリージングとバースブリージング

 意識的に呼吸をすることに気づいていくと、呼吸を使っていろんな気持ちを手放していくやり方に慣れていけます。メンタルな部分でリラックスした豊かな妊婦生活が遅れることでしょう。この取り組みがお産の場でのスムーズな「吐く息」につながっていきます。

 お母さんが幸せであれば、胎盤とへその緒を通じた血流からその多幸感(ドーパミン)も流れ込んでいきます。胎教を考える以前にお母さん自身が幸せである必要があります。なぜなら胎児の血流はお母さんの癖に反映されていますから。
 活き活きとしているとは息弾み息々としていることです。胎児時代の母親に共感する気持ちが、やがて生まれて行きたい気持ちになって行くことも、呼吸を通して感じられます。

 陣痛を起こすオキシトシンが出るか出ないかは母親の呼吸(=感情)を通じて味わった繋がりの質を反映していると考えています。胎児時代の母親との一体感は意識的な呼吸によって作り出せます。呼吸することそのものが母子間で体験できる共同作業です。 出産に先がけて息を合わせておくことは気持ちも合わせておくことに他なりません。
 オキシトシンという興奮情報伝達物質の正体は陣痛を起こす、後陣痛を起こす、母乳の射噴を担うのみならず、繋がりを感じさせる物質(親和性物質)であることが21世紀になってようやく科学的に証明されました。 ならば妊婦時代の母子間の繋がりをどのように作り出せているかが、出産に影響を与え、その後の母乳育児へと影響を与えていくかがお分かりいただけると思います。

 妊婦時代の意識的な呼吸が母親と胎児の一体感を作り出し、それによって構築された親和性の度合いが出産のプロセスを進行させ、誕生後身を分けた後も実際の繋がりが感じられることになります。母乳をあげている母子間の脳内にオキシトシンが同時に発生することもわかっています。

 また、痛みを科学的な視点で不要なものではなく役に立つものとしてお話します。
痛みを受け入れたとき、間欠期のまどろみを作り出す鎮静物質のセロトニンやβーエンドルフィンが大量に分泌され、快感さえ感じられることをお話します。
 そして、ブリージングするだけでこれらの鎮静物質が溢れることを体感してもらいます。陣痛時の痛みに対してそれを和らげるのは自分の呼吸であることを体感してもらいます。
 出産体験は痛みだけではなくて快感の世界でもあり、それを交互に繰り返すプロセスの果てに喜びがあることを実感してもらいます。

○出産と誕生のパターンは人生の雛形です

 経産婦のなかには病院での出産体験に傷ついている人たちがいます。それぞれのお産体験に伴いそれぞれの思いが残っています。つまりその人だけのお産とはこういうものだという観念が育っている可能性があります。その人たちの傷ついた思いや後悔する思いを手放していくために、どの出産・誕生もギフトであることをお話します。
 出産・誕生のプロセスがどのような人生のリズム・パターンを作って行くかの可能性を教室に参加した妊婦さんやそのお子さんを例にとってお話しをします。

 産道をどのように通って生まれてきたか?第3者(医者や助産師)による促進剤や吸引、無痛分娩、帝王切開への介入がどのような感情の刷り込みを作っていきかねないか?などを具体的に扱いながら、出産から見えてくる不思議な誕生の意味を感じ取っていきます。
 それによって子育ての最中の妊婦さんは、我が子を深く理解する手立てになります。そして、今回はどんなギフトがあるのだろうとお腹の子に目を向けます。初産婦には出産を味わいたいという意欲につながり、子育てへの楽しみが生まれます。またこれまでの自分と母親の関係性を改めて肯定的に見ることが出来ます。パートナーに関しても理解が深まります。

〇「繋がってる」を感じるための呼吸

 こうして妊婦は自分自身と胎児へと目を向けながら家族や両親との繋がりをより感じられるようになります。 この「繋がってる」という感覚がこれまで人生にかかわってきた人への感謝の気持ちや愛を沸き立たせていきます。さらにブリージングしながらその感覚を広げていきます。

 この繋がりを感じていくプロセスが天然陣痛促進剤の原材料になると私は確信しています。そして、出産医療介入を体験し、ミルクと哺乳瓶で育った高度成長期時代以降の世代がまさに母親となろうとしている今日、時代が置き忘れてしまった「繋がってる」という気持ちを再構築していくための具体的なお手伝いができると信じています。

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