ヴァリスIII
メガドライブ日本テレネット・RENO
1991年3月22日発売 8400円
<アスティの解説みたいなコメント>
メガドライブに移植された『ヴァリスIII』。
とはいうものの、CD-ROMから、8メガカートリッジへの移植。
容量の制約は、見れば歴然!
ビジュアルシーンもアクションステージも、ほぼ半分くらいに減っている。
(8メガのうち、半分はビジュアルに使ったそうな・・・・)

以下、詳細に解析してみます。
まず1面はほとんどそのまま。ボスキャラのハンマーガーダーと戦うシーンのバックにあった“NEC”の看板が“RENO”に書きかえられてるくらいで。
続く、PCエンジン版の2面は、すべてカットされてます! つまり、岩場を通って、ガルの滝を登り、ボスキャラ(ホセゴンザレス)と戦うとこまで全部。
したがって、このMD版では、夢幻界突入後の最初のステージはエルスの森になってます。
そこからボートで湖を渡り、ボスキャラ戦になるまでは、同じ。
(PCエンジンでは首だけしか見えなかったドラゴンが水面から出て飛ぶようになりました)
ガルの塔ステージも、ちょっとマップが変わったけど、ほぼ同じ印象。
リニューアルデザインのコリランバが登場。
そのあとのサザーランドは、ほとんど全部カットされてる!
鐘を鳴らすとこだけはあるけど。
あの、飛んでくるフライングナイトを魔法で凍らせて足場にするというアクロバットプレイをやらずにすんで、安心だけど、やっぱ、あれって『ヴァリスIII』ならではなんで、ちょっとさみしい。
続くニルヴァーンロードは、同じ。
ビジュアルシーンで、ニゼッティーとの会話。優子のコスチュームが変わるシーンなどもそのまま。。
次は、PCエンジン版だと、墓場でのログレス登場ステージのはずだけど、これも、まるまるカットされてます。つまり、メガドラ版では、ログレスは出てきません!
その次の砂漠ステージもなし。
メガドラ版では、次のステージはオリジナルで“メカ要塞内”です。
これは、背景が動いていて、PCエンジンでは作れない効果らしいです。
ただし、このオリジナルステージのボスは、PCエンジン版の砂漠ステージのボスだったザリュード。
このあとの、アイスランドからグラメスの塔までは、マップデザインが少し変更されてるものの、ほとんど同じ。

他にPCエンジン版とのゲーム性での違いは、ステージごとにHP、MPがリセットされなくなったこと。
チャムがけっこう使いやすくなったこと・・・かな。
<アスティの感想みたいなコメント>
う〜ん。どうしても、元のPCエンジン版との比較で見劣りするという感想しか出てこないです。
それで、値段は高かったわけでしょ?
CD-ROMというメディアが偉大な可能性を持っていたことがわかります。
パッケージデザインは、せっかくだから描き起こしたようですが、これも、PCエンジン版のほうがキャラがかわいく見える絵だったし・・・。

なんか誉めるところは〜〜、あ、あるある!
ガルの塔のボスキャラであるコリランバ! PCエンジン版のときは、ボスキャラにしてはヘボいデザインだったので、このメガドラ版では、カッコよく描き直されてます。その前の、ドラゴンも、大きくパワーアップしてますね。それと、その湖のステージで、PCエンジン版では、ボートから落ちて死ぬことがあったけど、メガドラ版では、落ちなくなって、少しうれしい。