|
毎年、正月、滋賀県にある近江神宮では、百人一首の日本一を決める大会が開催されます。ニュースでも正月の風物詩として取り上げられるので、ご存じの方も多いと思います。さすがに頂点を決める大会なので、優雅さとは無縁の壮絶な戦いです。トレーニングで腕の素振りをしたり、時には骨折もあるそうで、もはや格闘技の領域です。
家庭で百人一首をやる機会は、めっきり減りましたが、中学校では、体育館に畳を敷きつめ、百人一首大会を行うところもたくさんあります。
私は、もっぱら「坊主めくり」派で、正月だけではなく年中やっていました。特に、いとこの家のおばあちゃんとのさしの勝負がとても熱く、まったく勝てなかった思い出があります。勝負に厳しく、「“蝉丸”を引いたら負け」とか、「“小野小町”で、それを無効化できる」といった特殊なローカル・ルールもありました。また、勝負と関係のない占いもついていて、「“清少納言”と“紫式部”の両方を引くと、友だち関係ギクシャク」、「“和泉式部”と“小式部内侍”で、親子円満」ってのもありました。おかげで、和歌よりも人物名の方に詳しくなっていきました。
運が勝敗を左右する単純な遊びですが、オリジナルのルールを付け加えると、結構はまります。ぜひ一度お試しを。
|
|