昨日から始まったあんころゲーム夜話シリーズ、第2夜目はこれだ。

「THEXDER」(ゲームアーツ)


 「テグザー」と読む。戦闘機に変形するロボットを操って戦うアクションシューティングだ。



 ……と書くと昨日のヴォルガードと同じように思えるかも知れないが、テグザーは変形を自分の任意で行えるという大きな特徴がある。

 この変形はヴォルガード並に滑らかなアニメーションで行われる。 マクロスが流行っていた当時、時代の流れにも乗ってテグザーは大ヒットしたものだ。

 テグザーの武器は7色に煌めくレーザーである。戦闘機形態の時は進行方向にしか撃てないのだが、ロボット形態に変形すると同時に四本撃てるようになり、しかも自動照準で敵を狙ってくれる。はっきり言って強力だ。
 しかも任意でバリアを張ることもできるとあっては、かつてここまで強力な自機が存在しただろうかとさえ思えるほどの高機能ぶりだ。

 しかし、安心したまえ。

 敵はもっと強力だ(笑)。

 倒しても倒しても次から次へどんどんどんどん現れる敵キャラ達。
 彼らにかかってはテグザーなんぞ軍隊アリに包囲されたヒツジも同じだ。

 そう、テグザーの難易度は高いのだ。 つーかむしろ、異常に高いとさえ言える。

 しかし、それでもプレイヤーは先の面を見たくてたまらなくなってしまう。

 なぜか?

 それは、ひとえにステージ構成の巧みさと、敵キャラクター達の美しさによる。

 全16面にわたるステージは、面によって複雑な迷路になっていたり意匠を凝らされた幾何学的なデザインになっていたり、いつまでも飽きさせないような工夫が凝らされている。
 そして敵キャラクターだ。 豊富なアニメーションパターンで表現された彼らの動きは、金属的なフォルムでありながら生物っぽさを感じさせてくれる。 このキャラクターデザインはとにかくいい仕事をしている。 サイコーだ。

 なお、私はこのゲームは最後までクリアできなかった。
 一応16面はクリアしたのだが、最終ボスを倒すとそれによって電力の供給がストップしたかのように画面が暗くなって、なおかつそのままゲームが続くのだ。
 もしかしたら、16面分戻ってスタート地点まで帰らないとエンディングにはならないのかもしれない。 むぅ、ボリュームがあるというかなんというか……。