ゲームに見る競輪

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スーパー競輪

TVゲームで競輪をやってみたいと思ってもなかなかそういったゲーム は存在しない。競馬ゲームは溢れるほど沢山あるし、一つ二つはやってみた事が あるが中々どれも良くできていた。これが競輪ではどうだろうと考えてみると実に難しい ものがある。競輪は展開で走る。並びでそしてラインで走る。これをゲームでもって再現 するのは今後どれほどコンピュータが発達しても無理だと思う。そんな無理を通して道理 を引っ込めたゲームの代表格が今回紹介する「スーパー競輪」(SFC)ではないだろうか。 1995年に発売されたこのソフトをつい最近物置の中から引っ張り出して再度挑戦して みたのだが、これが実にバカバカしい。どうバカバカしいかを何から説明すれば分かって もらえるだろうか。
自転車振興会、選手会の協力で430名の実在競輪選手が登場するというのは 画期的だ。 肖像権をクリアしているのだから。ちなみにゲームでは神山が27歳である。このゲーム の主人公は無職の青年である。スタート時に主人公の名前を「あくせる」恋人の名前を 「競子」でインプットしてみた。「あくせる」は働かず楽して生活できないものかと 突然競輪を始める 事になる。ストーリーの大筋はひたすら競輪で稼いで生活し彼女を養うというものなのだ。何とも 登場する430名の選手の皆さんには気の毒なゲームである。
自分のアパートを飛び出すと商店街を抜けて「打鐘駅」という駅から電車で競輪場へ。 ちなみに競輪場は49場すべてこの駅から出発するのであるが、それもわざわざ本場へ行くという 無謀さ。いったい「打鐘駅」は日本のどこにあるというのか。しかも西武園の入場料が100円 、立川の入場料が50円、新聞代400円といったあたりがリアルなのに交通費は一切かからないという デタラメさ。 ちなみに訪れる競輪場は記念競輪を初めとするS級戦のみで普通競輪開催には行かない。生意気 にもビッグレースもちゃんとある
こうして「競輪生活」をスタートさせた「あくせる」だがそもそもこの主人公がメチャクチャで アパートと競輪場の道すがら通る商店街で勝手に買い物をするのだ。突然電気屋で クーラーを買ったりコンビニで消しゴムを買ったり銀行で預金したりレストランで食事したりと。 競輪で稼いだ金を湯水の様に浪費する。おまけに買った商品がほとんどゲームには役に立たない 無意味なアイテムばかりなのだ(電気屋やデパートで買う家具やスクーターなどはストーリーに大きく 影響してくるのだが、他は全く無意味である)
競輪ゲームではあるが、競輪場を離れるとバイト(金がなくなると工事現場で働き出す)したり彼 女と遊んだりショッピングを楽しんだり・・と。まさにアホゲーである。勤労意欲もなく自堕落で ただ本能のみでその日暮らしを続ける主人公「あくせる」....競輪場内を歩いていると、突然当たり 車券を拾って大喜びをする。本当に振興会はこのゲームをチェックしたのか!?
ちなみにこのゲーム定価が10000円である。俺は10年前本当にこのゲームを定価で買ったのだろうか。頭が 痛くなってきた。
競輪場内には売店が色々あり、ここでも油断すると勝手に買い食いを始める。予想屋もあり 100円出すと調子のいい選手を教えてくれる。競輪新聞にはちゃんとラインと並びが書いて あるのだが、どうもレースが始まると最後の直線はバラバラになって突っ込んでくる様だ。 だから非常に荒れる。1000円を切る本命などまず来ないのでひたすら穴ばかり買っていると 資金が増えてくる。と思ったら帰り道パチンコで10万スりやがった。アイテムのスクーター を買えば寄り道せずに真っ直ぐ行き来できるらしいが、そこまでには至っていない
その後もホームレスに金を恵んだり、女を賭けてライバルと車券勝負したり、記憶喪失になったり 審議の結果に暴れたりと 堕落とアホの限りを尽くす事になるのだが、それでもこういうゲームだと割り切って楽しめる 人には秀逸の一品かもしれない。そもそもこのゲームの作り手がいかに競輪に対して 偏見を持ち差別視しているかが良く分かる。我々競輪ファンは犬畜生ではない。バカにするのも いい加減にしろ!と振り上げた手をリセットボタンに下ろすしか無かったのは言うまでもない。
それでは数々の名シーンを振り返りながらお別れしましょう・・

アイマックス SFC「スーパー競輪」
1995年
定価10000円(既に生産中止)

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