耳鼻咽喉科の病気2
2.アレルギー性鼻炎
今や、スギ花粉症が国民病のようにいわれていますが、アレルギー性鼻炎の7割はハウスダスト(ほこり)です。その中にはダニも含まれています。3割が花粉症といわれ、2〜3月がスギ、4月がヒノキ、6月がカモガヤ、7〜9月はブタクサが症状を起こします。水溶性鼻汁、くしゃみ、鼻ずまり、目のかゆみが主症状で、勉学や勤務にも差し支えます。抗アレルギー薬が沢山出ておりますので、自分の症状に何が効くか、耳鼻科医に相談して下さい。花粉症のように季節性のものは別として、ハウスダストのように通年性のものは、減感作療法がよいでしょう。
3.補聴器
人間は40歳を過ぎると、生理的に聴力がおちてきます。平均的に40デシベル以上おちると、補聴器が必要になります。大抵は、老人の日に家族からプレゼントされても、耳によく合わないからと放置されている方が多いようです。眼鏡をつくるときに度を測るように、補聴器を購入するときは聴力を測り、その人の耳に最も適した補聴器を選ばなければなりません。そのためにも、耳鼻科で聴力を測り、信頼のできる補聴器店を推薦してもらうことです。
4.子供の難聴
子供の難聴は、先天的原因によるものと、後天的原因によるものとがあります。先天的なものについては、新生児検診が実施されていますが、乳幼児でも難聴が疑われたら耳鼻科医に相談して下さい。耳音響放射検査などにより診断することができます。特に最近多いのは、滲出性中耳炎といわれて中耳に水がたまる病気です。急性中耳炎やアデノイドが原因していることも多く、耳鼻科医で正しい治療を受ける必要があります。放っておけば難聴になりますし、乳幼児では言葉の獲得に支障をきたすことになります。
  
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