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The Seven Wonders of Crime ポール・アルテ 1997 ★★★ |
| Library of Congress Cataloging-in-Publication Data 1st eition in US |
「私が好きなら、殺して!」ある女性が発した言葉に呼応するかのようにロンドンで次々と不可思議な殺人事件が発生します。まず、灯台の看守が灯台の屋上の部屋で焼死します。被害者はガソリンをかぶっており、火事にあった部屋は外から鍵がかかっていました。次に、男性がアーチェリーの試合の最中に背中に矢が刺さり死亡します。凶器の矢はアーチェリー用の矢ではなく石弓用の矢で、矢が飛んできた方向には誰一人いませんでした。さらに女性が頭に花瓶を落とされ死亡し、男性が目の前に水がありながら脱水症状で死亡する事件が起きます。どの事件でも絵画用キャンバスに書かれた事件の予告状が警察に届いており、同一犯の可能性が高まります。スコットランド・ヤードのウェデキント警視から捜査の協力を依頼されたオーウェン・バーンズは、予告状に世界の七不思議が書かれていることを発見し、事件が七つ起きることを示唆します。
「ギザのピラミッド」や「バビロンの空中庭園」などの古代世界七不思議をモチーフにして不可能犯罪が続々と起こります。例えば灯台の看守が焼死する事件は「アレキサンドリアの大灯台」が、石弓の矢で死亡する事件は「アルテミス神殿」がモチーフになっています。ひとつひとつのトリックは小粒なのですが、七つが揃うことで集合体としてのおもしろさが出ています。
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