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三浦半島のラーメン店

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←塩ラーメン [700円] +味付けたまご



藤沢市にある本店で1度だけ醤油ラーメンを食べた。
1時間待ちで出てきたラーメンは、作品のようで、味も完成度が高い。
「うまい!」という味とは違うが、手抜きのないラーメンだなと強く印象に残った。

分店が地元横須賀にできたのは数年前。最初に「塩ラーメン」を食べた。
その時、本店を超えていると思ったのは、「うまい!」と感じたからだろう。
スープもチャーシューもシナチクもどれも旨いと思ったが、「過去形」だ。
その後、半年ほどの間隔をあけながら食べた。
間合いが味(の変化)に気付かせてくれる。
塩と醤油、チャーシューメン、夏季限定冷やしラーメン、ワンタンも食べた。
店内で販売しているチャーシューと塩も買ってみた。
最初に食べたときの感動はだんだんと・・
次は味が戻っているのではないか?と期待して何度も足を運んだ。
1年近く間をあけて、久しぶりにキレのある塩ラーメンを食べてみたい。

店内は照明を落としてジャズが流れる落ちついた雰囲気。
佐野実氏にどこか雰囲気が似ている店主とおぼしき男性はいない。
前金制なので注文して料金を払う。

ラーメンのメニューは、

[ラーメン] [塩ラーメン] [ワンタンメン] [チャーシューメン] [醤油つけ麺]
その他、[餃子] [味付けたまご] ストレートな細麺は自家製

・・・[塩ラーメン]と[醤油ラーメン]を注文。


ラーメン ★★


[塩ラーメン]

みじん切りにしたねぎがかなりのっている。
焦がしネギがスープにいい香りを付けている。
シナチクの色も味も前とは違うような。
スープの色から受けた深い印象がないのはなぜだろう。
スープが濁って雑味が強い。
バラ肉を巻いたチャーシューはあまり味が変わっていなが、
脂分が多めでチャーシューメンだと少しこたえそう。
まろみのある深くキレのある塩・・支那そばや基本の塩はどうした?
自家製麺はやわらかな腰と口当たりがよいね。


[醤油ラーメン]

醤油スープも以前のすっきりした醤油たつ旨みが・・あらっ?
すぐわかる変化はずいぶん甘くなっていること。

魚介系のダシがしっかり出ている甘さではない。
九条ねぎが多めにのっている。


ひと言

「支那そばや」のラーメンを変えたものはなんだろう?
作り手が意識して変えたように私は思えないのだが・・。
開店して間もない頃の味に感激して、知り合いにお店を紹介したり、
一緒に食べに連れてきたりした。感想を聞くと、
誰もが「うまい!」と言っていたあの頃の味。通ううちに、
味が変わってきたなと感じ始め、不定休で営業時間が長くなっていた。
「スープがなくなり次第閉店」していた開店当初となにが変わったのだろう?

スープを終夜まで1人で管理することはできないから、
同じ味を維持するために、まかせられる弟子が育っていなければならない。
雑味は、スープに奥深さとか幅を出すことがあるが、
その働きをしない雑味はない方がいい。
寸胴からどんぶりに注がれていたスープの色が変わり、
「ごじゃごじゃ」してすっきりしない印象を受けた。

1杯のラーメンの味を変えたものは?
開店当初にあって、徐々に少なくなったものか。
逆に、最初はなかったものをだんだん加えていったのか。
得たものと失ったもの・・どっちが良いか答えは簡単に出ない。
素材にこだわり透明感のある上質な旨みが際立っていた「支那そばや」原点の味
それが忘れられないラーメン好きは、すっきり「うまい!」味に期待するのみ。


場所  京急「横須賀中央駅」から徒歩3分
 表通りを1本入った通りにある
タイプ  佐野実氏「支那そばや」の暖簾分け
お店  カウンター席・テーブル席で20人くらい
スープ  濁っている塩・甘い醤油
 口当たりのよいストレートな細麺
支那そばや 横須賀市若松町1
醤油ラーメン [700円]