「有名店のカップ麺」のお店に食べに行く! ◆


平日の休みに東京へラーメンを食べに行くことにした。
前々から1度やってみたかった 東京の「うまい!と評判の店」の食べ歩きである。

「有名店のカップ麺を食べてみた!」のページには、全国60の有名店が載っている。
カップ麺を食べて、「今度お店で食べてみたい!」と思わせる味があった。
それを(ついに!)実行に移すのだ。


前日から、できるだけ多くのラーメン店を回れるように・・
体調を考え、夜の食事を軽くして、早めに就寝するなどの念の入れようだ。
「明日はいよいよ、憧れの有名店でうまいラーメンが食べられるんだ!」
と考えたら興奮してなかなか寝付けず、
遠足に行く前夜の子どものようになってしまった。 !(^^)!

1日で何軒のお店に回れるだろうか。
いくらラーメン好きといっても、今まで1日2杯のラーメンを食べたことがない。
若い時は胃も元気で1杯で物足りない気がしたものだが、今は1杯で充分な量だ。
たてつづけにはきっと食べれない。
間隔をあけて時間を掛ければ3杯はいけるかもしれない。
前日の夜に、行く店の場所をラーメンサイトで調べ、
回る順番など だいたいの予定を立てた。
候補は4店をリストアップしたが、3杯が限界だろうな。(*^_^*)

<1杯目>

京急品川駅で山手線に乗り換え有楽町へ。
電車の中はスーツ姿のサラリーマンが多い。
地下鉄に乗り換えて東池袋駅に着いたのが11時。
店が開店する時間だ。


歩いて5分位だが、店までの地図を何度も見ながら、
ようやく店にたどり着くと、既にかなりの人並みができている。
並んでも回転が速ければ以外に待ち時間は短いかもしれない。



タオルを巻いたおじさんが注文をとりに来た。
看板メニューの「もりそば」を頼んだ。
この辺りで1時間半から2時間待ちだという。
それを聞いて、中には諦めて帰る人もいる。
私も少し気持ちがぐらついたが、
一番食べてみたかった「大勝軒」を諦めたら、
東池袋まで2時間もかけてやって来たかいがないじゃないか。
ここはぐっと辛抱だ。どうせ1日ヒマだし。

スープの匂いが辺りに漂ってくる。
上質な香りとは少し違う・・初めて嗅ぐ匂いなのに、
どこか懐かしさを感じるような香り。


行列が店の裏側に回っているため店の様子はわからないが、
周囲には古い木造アパートがあったり、すぐ前は再開発のため工事中だ。
店は、再開発のため立ち退きを迫られているとか・・
昔テレビで、店主の山岸さんが話していたのを思い出す。
店の横にある古い木造アパートを眺めて、
「昔こんな古アパートで暮らしたことがあったなぁ」とかぼんやり思い出したり、

それにしても、みんなよく辛抱強く並んでいられるなぁとか感心したり・・。
みんなヒマだなぁ。

私もヒマなので、色々考えながら1時間半待った。



12時半に店に入る。
店内は狭く、40年間変わっていないような雰囲気。
こういうラーメン屋の原点のような雰囲気は好きだ。
テーブル2つにカウンターに数人座れるが、10人ちょっとで満席だ。
同じテーブルに相席した4人ともおじさんではないか。
しかも、同じ「もりそば」(つけ麺)を頼んでいる。(笑)
みんな初めて来たような感じで、狭い店内をキョロキョロ。
壁には「姉妹店の案内」とか「メニュー」とか「有名人のサイン」とか
ラーメン雑誌の切り抜きとかが貼ってある。

前に座っているおじさんが、
壁をチラチラ見ながらテーブルの下でなにやら必死にメモを取っている。
「この人ラーメンが好きなんだなぁ」・・人のことは言えないが。

  

ラーメンは普通タイプとつけ麺がある。
つけ麺は「特製もりそば」(650円)と呼ばれ大勝軒の看板メニューだ。
私が生まれる前(昭和30年)から50年近く看板を張ってきたラーメンだ。
まず、スープが運ばれてきた。
チャーシュー、メンマ、ナルトが入っている。
続いて、丼いっぱいの麺が登場だ。

酸味の強い初めて体験するタイプのスープだ。
いろんな味が混じり合っていて、かなり酸っぱさを感じる。

中細の麺にスープをからませると、独特の風合いが絶妙。
1枚入ったチャーシューは味がいい。
オーソドックスなようで、なかなか出せない味だ。
麺の量が多い。
大盛でお腹がいっぱいになってしまった。
一軒目からこんなに食べて大丈夫だろうか。



東池袋「大勝軒」
住所:豊島区東池袋4-28-3
営業時間:11:00〜15:00
アクセス:地下鉄有楽町線「東池袋駅」2番出口徒歩5分
定休日:水曜


<2杯目>

東池袋からJR池袋駅まで歩いて山手線に乗った。
少し歩き回ってお腹を空かせてから2杯目へ行こう。
新大久保駅で降り、新宿まで歩いてみた。
百人町の路地裏は昼間っからネオンサインがチカチカだ。

新宿駅アルタ前の広場で沖縄県の観光キャンペーンのイベントをやっている。
琉球祭り太鼓の力強い音色が腹に響く。
島歌ライブも聴きたかったが、ステージの時間が合わない。
沖縄へ行ったのは20年近く前だ。
2月に桜が咲き、海でそろそろ泳げそうだなという暖かさだった。
1度訪れたら、はまってしまうような島の空気。
本土とは異なる歴史を持つ南西諸島にある島、
・・真っ暗なガマに入り目を閉じてみた。
もう一度沖縄へ行きたい。

  

小田急百貨店でペットコーナーを覗く。
きれいな水槽を眺めていたら、また海水魚をやりたくなった。
新宿駅周辺は人が多い。
どこからこんなに集まってくるのだろう。
人混みを歩くとすぐ人疲れしてしまう。

ホストクラブのでっかい看板が乱立している。
○○店人気N01の○○さんとかのデッカイ顔写真が微笑んでくる。
ギラギラしている街から早々に中野へ向かった。



中野駅北口で降りる。
車が入らない路地裏の小道が縦横に続いている。
昼間の飲み屋街はしらけた雰囲気。
夜になるとネオンが灯って、路地裏の顔が活気づく。
ふれあいロードという小径はラーメン通りと呼ばれている。
5分歩くだけで10軒近いラーメン屋さんがある。
家系豚骨ラーメンのおーくら家、旭川ラーメンの山頭火、
奥州白河ラーメンなど 入ってみたい店が並んでいる。



青葉はカウンター席だけの小さな店だ。
並ばずに入ることができた。
白地に赤い文字で“青葉”と書かれたシンプルな暖簾。
塩ラーメンを注文したら、店員がうちはこれだけだと指さす・・メニューを見ると、
「中華そば」と「つけめん」だけ(それぞれに“特製”がある)。
ほなら、中華そばを注文した。
魚介ダシが強い、まったりとしたコクがすごい。
スープは、魚介系の和風スープと豚骨・鶏ガラなどの動物系スープをブレンドしている。
麺はストレートの平麺。
チャーシューがとろとろっとしていた。



中野「青葉」
住所:中野区中野5-58-1
営業時間:12:30〜(スープ終わり次第)
アクセス:JR中野駅北口徒歩5分
定休日:木曜日


<3杯目>

中野から新宿に戻った。
新宿駅南口にニューヨークの摩天楼を思わせるような超高層ビルができている。

「NTT DoCoMo 代々木ビル」だ。
ビルが見える風景より山が見える風景の方が好きなのだが、
写真は撮っておこう。

小田急線にのって3軒目に向かう。
12時30分 「大勝軒」
14時30分 「青葉」
さすがにお腹がキツイ。


実は、青葉で食べたラーメンは後半になると味がよくわからなかった。
少しインターバルをとってからでないと3杯目は無理だ。




小田急線江ノ島線で新宿から1時間弱乗ると目的の駅。
今日は江ノ島で花火大会がある。
町田を過ぎて江ノ島が近くなると、車内に浴衣姿の若い女性が目立ってくる。

女性の浴衣姿はヤッパエエネ。(^-^)
高座渋谷駅に16時30分着。中村屋は駅から徒歩4分。

独学の若き天才職人が作るラーメンは、
くじら軒と並んで、神奈川を代表するラーメンになった。

「魚介ダシの風味を旨く生かす深く澄んだスープ」というトレンドを作り出した。
店前に10人位並んでいる。
17時に営業を再開するまで、20分位待つことになった。
並んでいる間に、注文を取りに来た。
麺は細麺と平打麺の2種から選べる。
「塩ラーメン」を平打麺で注文した。

店内は天井が高く、気持ちがいい程シンプル。
席間がゆったりして、落ち着いた雰囲気。
若い店主は不在だったが、スタッフ全員がすんごく若い。

チャーシューを七輪であぶってからのせている。
魚ダシがよく出ているが、出張り過ぎず、ふんわりと繊細な印象だ。
チャーシュー、シナチクの味も質が高い(ような気がする)。
3杯目なので、これ以上のコメントは無理だ。

中村屋は接客にもコンセプトを持っている。
並んで待っている客一人ひとりの名前をメモして控え、丁寧に注文を聞いている。
一人ひとりに「いらっしゃいませ」「有難うございました」とスタッフ全員が声をかける。
客との一期一会を大切にしようとしているのかな?
ラーメンを写真に撮ろうとしたら、バッテリー切れになっていた。(>_<)

高座渋谷「中村屋」
住所:大和市下和田1207ー1
営業時間:10:30〜15:00 17:00〜21:00(土日祝は通し営業)
アクセス:小田急江ノ島線「高座渋谷駅」徒歩4分
定休日:毎週水曜、第2・4木曜


こうして「有名店のカップ麺」のお店に食べに行く!「1日ラーメン紀行」は終わった。
1杯目が12時半、2杯目が14時半、3杯目が17:時だった。
2杯目
後半から正直、味が良くわからない状態になった。
空腹のときに食べたら、きっと感動する程のラーメンなんだろうなぁと思いながら、
目の前のラーメンをなんとか食べ切ることに・・それは、
だんだんと、「ラーメンと格闘する」とか
「ラーメン苦行」という感じになっていったのだった。(-_-;)
おいしくラーメンを味わうどころではなかったのだ。(←バカだねえ)

今度は、間隔をもっと開けながら食べよう。
2杯くらいでやめておいた方がいいかもしれない。(←懲りてない)


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