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横須賀高校そば
やさしく懐かしい味
旭川ラーメン「白樺」
出桁造りが並ぶ通りには、「看板建築」という古い商店も点在 汐入駅周辺や上町、米が浜通り、逸見、田浦周辺に多く見られる。
【坂の街・ヨコスカの古道を歩く】は中編に続きます。
裏道ウォークの終着地は、神奈川県立横須賀高校の正門だ。
1907年に県立四中として設立された。卒業生に、小柴昌俊氏(ノーベル物理学賞)、小泉純一郎氏(総理大臣)、鈴木英人氏(イラストレーター)、若いところで、窪塚洋介氏(俳優)などがいて多彩。
普段は気付かない小さな風景・・
また、裏道をゆっくり歩いてみようか。
宇東川緑道は、横須賀中央から衣笠へ抜ける通りを1本入った裏道。
プロムナードが、バス通りに沿うように佐野から公郷へ抜けて衣笠十字路あたりまで続く。曹源寺がある山が迫り、かつてはこの辺りに小川が流れていたことを想像させる懐かしい小道。川を埋めて遊歩道ができて、近所の方が花を植えたり・・子どもたちも安心して遊べるコミュニティーが復活していた。
■横須賀市佐野町〜公郷町
■京急「汐入駅」下車〜不入斗公園経由 徒歩40分位
いりやまず
■横須賀市不入斗町〜坂本町
■京急「汐入駅」から坂本町方面へ 徒歩30分位
4 不入斗公園へ
汐入駅から坂本へ
町屋「出桁」造りの街並み
横須賀は、「横須賀製鉄所」とともに幕末から先駆け近代工業都市に変貌した。近代化の歴史を物語る洋風の建築様式を取り入れた建造物がわずかに残り、「出桁造り(だしげたづくり)」の家並みが佇む一角を歩く。
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坂の街・ヨコスカの古道を歩く(前編)
に吹かれて
江戸から明治時代にかけ近代日本の象徴的な通り「日本橋大通り」に、土蔵造りが並んだ。近代化に向かう横須賀の中心地だった汐入にも、西洋風の建物や土蔵造りの銀行などが並んでいたという。鉄道が通ったことで、都市の生活様式を根付かせたという。昭和初期に現在のような都市のサラリーマンが、電車に乗り毎日通勤する風景ができていたらしい。 ※1889年JR横須賀線開通 ※1930年湘南電気鉄道線開通
「出桁造り」は、2階の軒下に桁(けた)が迫り出ているのが特徴。横須賀市内には、明治〜大正時代の西洋風建築物や土蔵造りは、わずかに残るのみ。昭和になると、「出桁造り」の家屋が並んだという。21世紀の変わってゆく街に 残る家並は独特の雰囲気を醸し出す。
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通りの両側に町屋造りの家が多いことに気がつく。
昭和初期の頃の建築だろうか。
1階で商店を営み、2階を住居にしているような造り。引き戸の格子が今では見かけなくなった歴史を感じさせる。かつて、ショーウィンドーに商品が飾られていたのかもしれない・・今は雨戸が閉められて・・ひっそりと佇む。昔なつかしい金物屋さんや雑貨屋さんの店先がレトロな雰囲気に誘う。
■横須賀市汐入町・坂本町
■京急「汐入駅」下車 〜 坂本町方面 徒歩
3 汐入商店街通り
ヴェルニー公園から汐入駅前の商店街通り
山に挟まれた谷戸が坂本まで続く。駅前は、パチンコ屋も並び賑やかだけど、商店が少なくなると時間が巻き戻っているような静かな通りになる。この感覚は人通りが少いだけではない。通りに並ぶ建物の建築様式と街並みが醸し出す雰囲気に起因している。
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通りから石段を数段登り子之神社の境内に。
780年前に建立された小さな神社がひっそりと。神社には変遷がある。
明治時代には、横須賀製鉄所があったヴェルニー公園を見おろす子之神山(汐入港町変電所下)にあったという。その後、官有地になり現在地に移った。1903年、横須賀製鉄所は海軍工廠といった。工廠の職工たちが仕事をさぼり、子之神山にあった神社の境内で昼寝をして、夕方、仕事終了の合図の汽笛がなると何食わぬ顔で家に帰ったという。京急汐入駅の企画に、この例祭記念で発売したルトランカードがある。毎年6月上旬に、威勢のいい勇壮な神輿パレードがくり出される。はっぴにねじり鉢巻きと掛け声、笛や太鼓の小気味良い音色、変わった汐入駅周辺に昔ながらの風情を振りまく。
子之(ねの)神社
創立は昭和22年
昭和31年に生徒数3084名で日本一のマンモス校となったという。
不入斗中学校の横を通って、不入斗公園へ。
川崎から横須賀に越してきた頃、「不入斗」を「ふにゅーと」と読んでいた。バスに乗ると、案内放送で「不入斗橋」を「いりやまずばし」と言っているのを聞いて、変な地名だと思った。漢文のように、レ点を入れて読むような地名だ。
「不入斗中学」は、山口百恵の出身校。
その著書「蒼い時」に確かこんな話が出ていた。「母とお風呂に入っているときに、家を出ていった父がやってきて何やら母と口論になり、母が風呂場の窓から父に向かってお風呂のお湯をかけた」という(ような)場面・・百恵の幼い頃の記憶が書かれていた本は今はどこかにいってしまった。
不入斗公園は、横須賀では珍しい平坦な場所にある。
広場は周囲の丘と緑濃い自然に囲まれている。戦前は、重砲兵連隊の練習場だったという。
横須賀市の総合運動公園内に、陸上競技場、アリーナ、プールなどが整っている。スマートなケヤキの大木が伸びやかに枝を広げ、やわらかい陰影を歩道に落とす。公園内のみごとなケヤキ通りは、気持ちいいウォーキングコース。