段取り検査が命
不適合の是非は、段取り検査の良し悪しで80%は決まってしまう、これが長年の経験から得た私の主張なのです。にもかかわらず多くの企業様においては、この段取り検査・確認を軽視しがちで本番加工に入ってしまい、大きな失敗コストを発生させているのです。
適切な頻度での中間検査
段取り検査合格で本番加工に移行したならば、次に適切な頻度での中間検査が大切です。30分ごと、1時間ごとというように一定の時間で管理するか、100個ごとにというように一定の加工数で管理する必要があるのです。なぜなら時間とともに刃物のコンディションが変化し、材料の品質特性が変化する恐れがあるからなのです。そして最終個の検査で締めくくるのです。始めよし、中間よし、最後よしならば不適合の発生する確率は極めて小さくなるのです。
品質保証としての情報検査
不適合を発見した人は、直ぐに加工を停止させ、直ちに前工程の担当者と上司に報告し、原因を究明し、原因を取り除くのです。つまり不適合を発生させないための情報のフィードバック機能を持った検査、言ってみれば不適合を発生させないための「情報検査」と称するのです。後で不適合を発見してもそれは死亡診断書なのです。