嵯峨野〜野宮神社〜
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高尾の高山寺から嵐山へ。


嵐山といったら、渡月橋。


   嵐山

六月や峯に雲置あらし山


 『三冊子』(土芳著)にこの句、落柿舎の句也。「「雲置嵐山」といふ句作、骨折たる処」といへり。とある。

嵯峨野はテーマパークのようだった。

ほとゝぎす大竹原を漏る月夜


野宮神社


   野々宮

野々宮の花表に蔦もなかりけり


 『蕉翁句集』『俳諧一葉集』にも芭蕉の句として収録されているが、岩田涼菟の句の誤伝らしい。

明和8年(1771年)、加舎白雄は野々宮を訪れた。

野々宮

 秋風や虫の髭ふく二はしら

野宮神社は『源氏物語』ゆかり地。

たはやすく御心にまかせて参でたまふべき御住み処にはたあらねば、おぼつかなくて月日も隔たりぬるに、院の上、おどろおどろしき御なやみにはあらで例ならず時々なやませたまへば、いとど御心の暇なけれど、つらきものに思ひはてたまひなむもいとほしく、人聞き情なくやと思しおこして、野宮に参でたまふ。

『源氏物語』(賢木)

その風情は感じられない

落柿舎へ。