
小松から山中温泉へ。
山中温泉は大聖寺川の渓谷沿いにある。
元禄2年(1689年)8月1日(陽暦9月14日)、芭蕉は黒谷橋に行く。
八月朔日 快晴。黒谷橋へ行。
黒谷橋の欄干

此の川のくろ谷橋ハ絶景の地や行脚のたのしみ奚にあり
句空も黒谷橋を訪れている。
此の川のくろ谷橋は絶景の地也、はせを翁の平岩に座して手を打たゝき、行脚のたのしみこゝにありと一ふしうたはれしと自笑がかたりけるに、なつかしさもせちにおぼへて、
今の手は何にこたえむほとゝぎす 句空
元禄16年(1703年)秋、岩田涼菟は門下の中川乙由を伴い、山中温泉に遊ぶ。
おなし流黒谷の橋
秋寒し岩の上から橋はしら 仝
黒谷橋から白鷺大橋を望む

芭蕉堂があった。

芭蕉堂
(奥の細道)の旅の疲れをとった芭蕉は、この地を散策し
この川の黒谷橋は絶景の地なり
行脚の楽しみここにあり
と絶賛しました。
明治43年(1910年)、芭蕉をしたう全国の俳人たちによって芭蕉堂が建てられ、芭蕉像が安置されました。
芭蕉像

桃妖の句碑があった。

紙鳶(たこ)きれて白根ヶ嶽を行方かな
桃妖は泉屋の当主久米之介の俳号。
黒谷橋を見上げる。

鶴仙渓遊歩道を歩く。
