簡単な実生の方法について紹介します。

兜の実生です。

実生の方法

@通常の用土の上にバーミュクライトを用土が隠れる程度に
  引きつめます。

Aその上に種を播きます。
  左の写真は種子の播き過ぎです。
  多く種子を播き過ぎると早めの植え替えが必要になります。
  種子はバーミュクライトの中に埋めないことが大切です。

B実生BOX(9枚目の写真)の中にに鉢を入れて、水を底から
  2cm程度まで入れます。

C蓋を被せて明るいところに置きます。(温室の下段など)
  明るいところが絶対条件です。

* 加温すれば実生は1年中可能ですが、私が実生するのは
  4月〜9月です。




発芽の状態

4〜5日で発芽が始まり3週間程度で出揃います。
私は種子を採取してすぐに播きますが、通常90%以上発芽します。
(まれに太平丸系、エリオシケ等、発芽が悪い種類もあります。)

また、採取後1か月程度置いた方が発芽が良くなるとも言われますが、比較はしていません。
1年置くと発芽率は下がります。
購入種子の場合、発芽率は一般に良くありません。
これは、新鮮度の問題だと思います。




種子の消毒等

私は種子の消毒はしません。
自家産種子の場合は不要と思います。

以前ベンレートをまぶしたことが有りますが、発芽率が悪くなりました。
但し、BOX内の水にベンレート、ダイセン等の殺菌剤をまぜています。
まれに、種子にカビが発生した場合には殺菌剤を種子噴霧する場合もあります。

また、BOX内の水にコケが発生するのは避けられません。
BOXの清掃と水の交換の外ありません。
以前、鑑賞魚のコケ防止用の錠剤を使用してみましたが、発芽したシャボテンも溶けて無くなりました。




発芽後の管理

発芽が揃ったら、水に漬けて置くことは止めます。

但し、上から水をかけることは避けたいので、クンタンをひいた上に鉢をのせて、乾かさない様にします。
バーミュクライトよりクンタンの方が良いようです。
実生時にクンタンの上に種子を播くことは、実行してみましたが表面が乾く様で発芽が悪く不可です。

基本的に植え替えはしません。
実生 2年

植え替え1回

家庭用のプラスチックケースを使用しています。

途中で植え替えた実生苗

実生1年2か月

忙しい人にも手軽に出来る、手抜きの実生です。
あくまで、私の方法ですので、各自工夫して実生を楽しみ
ましょう。

実生1年2か月

実生10か月

実生4か月

実生2週間

植え替えないと、苗と苗がくっ付いて盛り上がって来ます。
その場合は、やむを負ず、大きい苗から間引く様に抜いて植えかえます。

植え替えない苗の方が成長が早い様な気がしますが。

1年以上植え替えていない状態の苗です

実生BOXの中

実生BOX

実生1年2か月

実生1週間