月世界シリーズ 参考資料

月世界シリーズは、第一作がいちばん未来を、第二作がいちばん過去を書いていまして、そのあとは順次、時系列どおりに話が進んでいます。
 
しかし、その間のつながりがわかったほうが、より作品を楽しめるのではないかと思い、蛇足ながらここに、本シリーズの歴史の全体像をまとめてみました。
作品を読む際の参考にしていただければ、幸いです。

 

地球に大地震が起こり、先進国が壊滅状態に陥る。

中国は中華帝国を名乗り、地球の半分近くを支配する。西欧諸国は団結し、これに対抗する勢力を持つ。

中華帝国の影の支配者である「リュウ大臣」が失脚し、月面に追放される。(満月に笑う)

リュウを失った中華帝国と、西欧諸国とのパワーバランスの変化、およびアメリカの台頭により、地球上の軍事バランスが拮抗する。

月面ではリュウを筆頭に、新たな国家が現れるが、これはまだ、中華帝国の支配下にある。しかし月の新国家は中華帝国の支配に反発し、秘密裏に、西欧諸国やアメリカへ武器や資源の供給を行っていた。

月国家が中華帝国を含む地球へ細菌兵器による攻撃と同時に、宣戦布告、独立宣言を発布。(蒼ざめた馬)

地球上の人類は、その半数以上を失う。そのスキに月世界が力を増し、やがて両者の主従関係が逆転する。

月の人口は着々と増え、月世界は地上、地下両方に発展し、ここに月世界の地球支配体制が確立する。

「優性遺伝子保護法」成立。

月世界は遺伝子によるカースト制度を敷き、劣悪な遺伝子を持つものは、地球と言う流刑星に送られるようになった。月世界は、かつての中世のごとく、退廃した文化に染まってゆく。(さよならのかわりに)

一方地球に送られた人々は、月世界の人間をのろいながら、荒れ果てた世界を開拓してゆく。

やがて人口も増え、徐々に力を持つようになってゆく。が、世代が進むにつれ、月世界の情報は希薄になり、人々は月住人を、天界の貴族として畏怖するようになる。(泣かない男)

大流星群の衝突。

月世界の崩壊。

月住人は地球への避難を余儀なくされる。

月難民は体力的に地球人の足元にも及ばず、退廃した文化生活を続けていたせいで、かつて地球を大きく上回っていた科学力も、いまや地球人に追いつかれ、追い越されようとしている。(ルナティック)


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