西部運動公園ドッグランクラブの活動
設立に関わった当クラブが日常安全清潔に運営することを条件に 施設の利用が許可されています。
但し個々の苦情要望を処理、管理するものではありません。
ここは利用が無料ですから、出来ることはすべて、私たちでしなければなりません。
クラブでは日常、気づいたゴミ、除草清掃を行い、また協力をお願いしています。ドッグラン継続のため
自分で出来ることは自分でしましょう。 みんなのドッグランです。
御互いの気持ちの良い利用にご協力ください。
西部運動公園ドッグランクラブ愛護会
クラブは上記愛護会の名称で福岡市と月2回のドッグランと周辺(4000u)の
清掃の契約をしています。市からの清掃活動協力金(年間3万6千円)は ドッ
グランの清掃道具の購入や修繕、広報啓蒙活動などの運営に活用しています。
ドッグラン大掃除の日
毎月始めの1週間、 ドッグランとその周辺を
清掃します。特に集合時間は決めません。
来られた時 ドッグランとその周辺のゴミ、ウンチを
拾い ウンチは持ち帰るようにしましょう。
大掃除の週に限らず、日常 きれいなドッグランに
しましょう。 ご一緒する方皆さんがクラブのメンバーです。
色んな感想もそのときにどうぞ。
入口脇の掲示板に市またはクラブからの連絡やお知らせを
載せます。時折ご覧下さい。
ここに ドッグランが出来るまでのいきさつ(ドッグランがほしい!!)
........ 驚くほど大勢の来訪者であふれる....
........2003年11月24日の1日ドッグラン会場風景.公園西側の川沿い散歩道で開催。 しつけ教室、ドッグファッションショーもありました。.....
ドッグランは今や日本各地で設置の動きが大きくなってきています。
2005年2月1日西部運動公園にも待望のドッグランがオープンし
ました。
この公園にはいつ頃からはハッキリしませんが徐々に愛犬家が
散歩がてら、集まる「場」になっていました。
2003年夏、公園に集っていた愛犬家たちはこの地にドッグランの
必要性を切実に感じるようになります。
というのは その頃には
公園の広い多目的広場で夕方人が少なくなった時間とはいえ、リード
を放して遊ばせることが習慣になっていました。いけないとは知りつ
つでした。犬が嫌いな人や幼児がいたりすると叱られ怒鳴られたり、
果ては警察に通報され注意を受けたりと、とても気になっていたのです。
いつまでもこんな状態ではいけないとの反省の声が大きく広がりました。
「ドッグランをここに作ろう」
共感する仲間を募り、「犬と人の共生を願う会」として陳情書署
名活動を起こしたのが設置に向けての第一歩でした。
瞬く間に7百名を越す署名が集まりました。
早良区の市議荒木龍昇氏の仲介で福岡市の公園緑地、動物管理などの関係担当者と
会合を持ち その設置意義を熱く問い掛けたのです。
また西区市議江藤博美氏にも都市計画の観点で後押ししてもらいました。
度々の会合の結果、会の意気込みや一般の愛犬家の期待が
どれほどのものか、またどんな問題点があるのかを1日だけのドッグ
ランではあるが実施した上で、今後を前向きに検討ということになりました。
2003年11月24日、「1日ドッグラン」を作り上げたのです。
フェンスその他全て、会員のカンパでレンタルし、また準備設営したものです。
当日のお客様は遠く県外からも加え八百名を越えたと思います。
ワンちゃんは数百頭超。大混雑でした。
広い駐車場も車でいっぱい。近くの道路が渋滞したそうです。
ともかく大成功!!!!!
ドッグランを多くの人が求めていることが判りました。
これ以後、市の担当者の応対が変わりました。
設立に向けての具体的な話し合いが始まったのです。
施設は福岡市が提供する、そして管理は「会」が行なうと決め、
ついに ドッグラン設置GOサインが出たのです。
こうして 2004年11月ドッグラン工事が始まりました。
これを期に、会は名称を西部運動公園ドッグランクラブと変えました。
様々な立場で設立にご協力いただいた多くの方々、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
..... ..2005年2月6日みんなでオープンセレモニー。応援してくれた方々も一緒にテープカット。
ドッグラン悲話 !
ドッグランが出来たいきさつはHP を読んでいただくとして、出来る前の
隠れた悲しい話をひとつ聞いてください。
2002年初冬 ポテトが4ヶ月になった頃です。 早く一緒に散歩したくてうずうずしていました。 家からそう遠くないところに西部運動公園があります。
広場には10頭いやもっと多くの犬が放たれ楽しそうに走り回っていました。 私も恐る恐る放すと ポテトは一目散に走って行き 仲間に入れてもらいました。 私もポテトも時間を忘れるほど楽しくて 以来毎日夕方には出掛けるようになりました。 あちこちから集まる愛犬家とも友達になりました。 その中のひとりに毎日必ず来る初老の男性Yさんがいました、犬の名はラブ、中型のラブラドール系の雑種でした。 彼はいつも静かにベンチに座ってニコニコとラブが遊ぶのを見守っておられました。 ラブもまたどの犬とも仲良くよく遊んだものでした。 冬が過ぎ春になりました。そのころから広場で犬を離して遊ばせることに度々苦情が聞こえてきました。 そして「なんとかしなきゃ」とドッグラン設立へ向けての動きが始まったのです。 話が進むにつれ集まりの中から会を作ることになりました。 そのとき 年齢からも、毎日必ず来られる熱心さからもふさわしいと Yさんに設立運動の代表になっていただきました。 2003年11月の”1日ドッグラン”のイベントでは彼が代表でした。 設立の陳情では市役所へ一緒に出掛けたこともありました。 ある日 私が住む町内報にYさんが転居されたと書いてあり、初めて彼が私と同じ町内の人だったと知りました。 広場ではよく話しましたが 住まいも知らなかったのです。 引越したと聞いても 彼は相変わらず広場に夕方来ていました。 年が開け春のある日 借りた畑で農作業をしていた私に声かける人がいました。Yさんでした。一見して薄汚れた服装、擦り切れそうな靴 ぼさぼさの髪。彼は唐突にガソリンが切れたのでお金を貸してもらえないかと私に頼むのです。 知らぬ人でもなし、たいした金額でもありませんから貸しましたがちょっと驚きでした。 その後度々ラブの餌代、ガソリン代、薬代とかでお金を借りに私の家を訪ねて来るようになりました。 そこで初めて 彼が借家を出て野宿同然 ラブと一緒に古い車を農道に停め 寝泊りしていることを知りました。
仕事の心当たりも、収入のあてもあって、お金は間もなく返せるからという話でしたが 後で聞けば彼の生活はそのとき、食うや食わずのどん底だったようなのです。 2004年6月末のある夜 電話が掛かって来ました。 「元の家近くの車の中でYさんが死んだ」と近所の人からでした。 犬仲間の知り合いだと聞いたので電話をしたと言うのです。 食事代にも困った彼は元の住まいの近くの方にラブを預かって貰っていたのです そこへ彼はその日も会いに来ていたのです。 体力も限界、心労も重なっての心臓発作だったらしい。 最期の声を近所の方が聞いています。 「アアもう ラブと散歩に行けない・・」そう言って倒れたそうです。 一心同体のようなYさんとラブの毎夕の睦まじい姿を思いだすと哀れでなりませんでした。 飼い犬を無慈悲に捨てる人もいる世の中で、ただひとりっ子のように可愛がった犬と別れるそのときの辛さはいかばかりだったでしょう。
ドッグラン設立に動いた犬仲間が集まり ドッグラン設立運動初代代表:Yさんの冥福を祈る会を西部運動公園で開きました。 残されたラブはその後 町内の人たちが奔走して新しい里親を探し 今では幸せに暮らしています。 彼の死から8ヵ月後、2005年2月ドッグランがオープンしたのです。
2009/3/22
ドッグランがほしい!!
公設のドッグランを作る運動を起こしたいと思っている方へ ......... ささやかな経験からのアドバイスです。参考までに.........
プライベートなドッグランならお金と意気込みと愛情があれば作ることは可能です。
アットホームなのからセレブ専用まで自由です.でも公共施設のドッグランを望む
となるとそうはいきません。いろいろ大変なことがあります。あなたの、あなたの
周囲のワンちゃんのため、あなたの地域に合わせた運動方法で汗をかいて下さい。
1.まず 貴方が中心になって動く。
2.仲間を出来るだけ多く集める。
内容、集合時間場所を書いたチラシを散歩道、広場などに貼る。配る。新聞、
TV,ネット、ミニコミ紙などに呼び掛け協力してもらう。集まった人たちと仲
良くなって話しをする。(土曜,日曜の夕方がいいようです)
3.ドッグラン設置希望の署名活動をする。
同時に希望の土地を管轄する市や県、または国の議員に管轄部課(公園管理課、
公園緑地部、動物管理課など管理するところにより様々です)との交渉の橋渡
しを頼む。(議員も住民の要望が大きいと分かると乗り気になります)
4.会の名称(作る過程での名称でいい)、代表、三役くらいを決め、会員名簿を作る。
会則を作る。(どんな目的で何を誰がするのか)
運営案を作る。
5.活動資金をどうするか。
私たちの場合、一日ドッグランに一番お金が掛かったことでしたのでその時は初期
のメンバーの募金、労力提供でした。しかし役所への交通費、プリントその他諸経
費は自費でした。
6。役所と会合のアポイントを取る。
役所からは担当部課のスタッフの出席を頼む。議員の同席を求め、三役くらいが出向く。
7。色んな質問が出るでしょうが ほんとにそれを作る価値があるのかどうか聞かれるでしょう。
また 役所にとって一番嫌がるのがトラブルです。作ってもその後,苦情が役所に来るのを嫌がります。
当然といえば当然です。管理の責任を会がしっかり引き受けるということを強調しましょう。
その覚悟はいると思います。(役所には愛犬家等からの個人的な要望の声は既に来ており、
ドッグランについて知っている可能性は大きいです。ただ個人的にいくら言ってもほとんど
聞いてくれませんが団体になると違います)
8.ここまでが第一段階でしょう。作ってくれそうな話しになるまで何度でも粘り強くいきましょう。
感情的にならないで。話しが進めば担当者らとともに 会の責任体制、管理の内容、場所の
設定、施設の設計、利用のルール、建設資金の予算をどこから取ってくるかなど現実的な事
柄が出てくるでしょう。
9.日常の運営資金は公園愛護会を申請すると多少役所から支給されます(町内の公園清掃と同
じです。ただしドッグランの中だけじゃなく、その周辺一帯が対象地です。)それが出来な
いところは取り合えず初期の段階は寄付や募金がいいかも知れません。会費制にすると公設
ドッグランの場合いろいろ別な問題が出てきます。誰がどう集めてどうするか、管理人は置
くのかどうかなどでしょうが、ランに安全安心は増すと思います。
10.利用のルール
一般的な利用のルールの看板を入口に貼っています。
ここではルールの中で入場はまったくフリーで登録制は取っていません。
地域によって様々な方法を取られたらいいと思います。入場者の多くは愛犬家ですからひど
い飼い主はほとんどいません。また犬は番犬で充分というような飼い主はこんなところに来
るはずもありません。ま、たまに 恐ろしそうな、しつけが全くなっていないような犬が来
ても周りが避けますし、その方も居ゴコチ悪くなるようでその後遠慮されるようです。公設
ですから強制排除する権限もありませんし、出来ません。私たちの場合 出来るだけゆるや
かなルールにしようとしました。ただ、やはり問題なことがいろいろと出てきます。それでも
犬にも人にも 仲間が出来て楽しいところです。
11.現在クラブの会員を募集していますが これは将来、会の組織が貧弱になるのを避けるためです。
会員になっても維持、清掃に極力協力くださいというだけで優遇特典もありません。会費も取っ
ていません。ランの中で出あった方に時々 ぼちぼち呼びかけて会員になって頂いています。
12.ドッグランてどのくらいの広さがあったらいいのだろう
広ければ広いほど競馬場くらい欲しいっていうのは現実離れですが、あまり広いのは考えもの
です。清潔維持という問題があります。ランですからある程度走り回れる広さは必要です。同
時に犬と人の社交場の意味合いも大きいものです。広すぎてはふれあいも逆に薄くなります。
ウンチの放置は道徳心不心得、またよそ見、見落としなどが原因です。ここでも毎日どこかに
必ずあります。そんなに広くないにも関わらずです。やはり、来場者の目が届き管理できる広
さということでしょうか。公設である以上いろんなワンちゃんが来ますから、犬同士のトラブ
ルにも直ぐ駆けつけられるくらいでいいと思います。
13. 補足: オープン後にあったトラブルの幾つか
全てのトラブルを把握しているわけではありませんが、知っている範囲で書いてみます。
A: 「公園内を 犬にリードをつけずに散歩させている」という苦情が公園課に来た。
公園課からこちらに連絡がある。ドッグラン外は対象外ではあっても公園利用者から
の苦情であろうから無視も出来ず、ラミネート加工した注意のチラシを公園内に張る。
b: 「ドッグランに狂犬病予防注射票を付けていない犬がいる。こんなところは危険だから
閉鎖させろ」という苦情。法律遵守の注文です。 装着の呼びかけを掲示板に張る。
c: 犬同士の喧嘩から、飼い主同士の喧嘩に発展。その後両方とも見えません。
噛まれた、怪我したということは たまにあります。当事者同士で解決しておられます。
d: 「公園内に犬のウンチが沢山ある。ドッグランがあるせいだ。」
全てがドッグラン利用者とは限りませんが、 中には不心得モノが混じっています。
これもまたラミネート加工した注意のチラシを公園内に張る。
e: 「ドッグラン内に捨てられたと思われる犬がいる。」「公園内に野良犬がうろついている」
犬によってはクラブから利用者に呼びかけ 里親になってもらったことがあります。
そうでない場合、動物管理センターと相談しています。あまりこの活動を公にすると
犬捨て場になりかねないので難しいところです。
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