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12月27日(魚?)

今回は2回目の中国だったのである程度勝手がわかっていて余裕があった。幸か不幸か旅行会社に手配を頼むのが遅れて格安のチケットが手に入らず日本航空に乗ることになったのだが、さすがに中国国際航空とは快適さが違った。まずは機内食。それなりに日本人が食べられるものになっているのがありがたい。客室乗務員も丁寧な気がする。座席の狭さはエコノミーなので仕方なかろう。最大の違いは北京空港に着いてから帰りの便の再予約をしなくて済むと言うこと。日本では当たり前のこの感覚が中国国際航空やパキスタン航空などの格安チケットでは再予約をしないとキャンセルになるから驚きだ。ともあれ無事に北京首都国際空港についた私は手荷物を受け取り前回同様、現地スタッフとおちあった。
スタッフ「カミムラサマデスカ?ホカノオキャクサマハゴイッショジャナイデスカ?ゴイッショニアンナイシマスノデオマチクダサイ」
ということなので同じホテルに泊まるらしいあとの3人を待つことになった。(なんだよ。他の奴らは遅いな〜まっ俺は2回目だから慣れたもんよ)などと早く出てきていい気になっていたがいつまでたっても他の人たちが出てこない。待つこと20分・・・ようやく一人来た。(うわ〜怪しそうなおばさん・・というよりおばあさんか?白髪が中途半端に混ざった頭に自分で作ったような毛糸の帽子かぶってるよ〜中国に来る人ってやっぱ変わってんのかなあ。)なんか怪しい上に無愛想な感じで挨拶すら交わすことなく残りの2人を待つことさらに10分・・・ようやく次の人が来た。今度はじいさんである。年は60は過ぎているであろう風貌。すでに疲れていると言った感じ。ほんとに観光に来たんだろうかと思ってしまう。さらにさらに待つこと10分・・・4人目が現れた。今度は体重100kg近くはあろうかという30歳くらいのオタクっぽい女。(も〜どうしてこんなのばっかり、だいたい俺が出てきてから40分以上たってんのに何やってたんだ!)と思ったが、その女も謝る様子もなくむしろ不機嫌そうなので挨拶を交わすこともなかった。かくしてなんだかよくわからない4人組(俺もか?)と中国人2人で北京市内のホテルまで移動することとなった。到着後ホテルロビーでの説明を受け部屋に入った。早速なすみに到着の電話。4時半にホテルのロビーで待ち合わせすることにした。ロビーで待つこと・・・5時半になすみと約半年ぶりの再会を果たす。夕食はなすみおすすめの蜀王(シュウワン)という火鍋(ホーグォ)を食べさせる店に行くことにした。例によってなすみがタクシーの運ちゃんに行き先を告げ蜀王に向かうことに。20分以上経ったところでなすみが眠りだしたが、まあ大丈夫だろうと思い起こさずにいたが30分経ってもいっこうに着かない。そのうちなすみが目を覚まし「ここはどこ?」と聞く。当然私が知る由もなくタクシーの運ちゃんに聞くがその店を知らないと言う。目的地を知らないタクシーに乗った上になすみもその店の場所を詳しくは覚えてないらしく(おすすめなのに)「だいたいこの辺」という所をぐるぐる回ったがついに見つからず「だいたいこの辺」でタクシーを降りた。降り際になすみが私に「このオヤジ使えない!」などと大きな声で言うのであせったがよく考えたら日本語は通じないんだった。辺りをさまよいながらタクシーを捕まえては蜀王という店の在処を聞くこと5台目くらいでようやく教えてもらえて店にたどり着くことが出来た。おすすめの割にはかなり手間取った。なにはともあれ店に着いたのでおすすめの火鍋をいただくことにした。「魚がメインの鍋にしていい?」というので私は賛成して、オーダーを任せた。魚をメインに野菜や肉などの具材を選んで注文するらしい。しばらくすると店の人が黒い物体をビニール袋に入れて持ってきた。どうやら鍋のメインとして注文した魚を持ってきたらしい。それでいいということでOKをすると「この魚の血をお酒に入れて飲まないかっていってるけどどうする?」というので私は気味が悪くていらないと言った。中国では魚の血を酒に入れて飲むんだろうか?などと思いながら待っているとほどなく鍋が運ばれてきた。例の黒い魚が入った鍋である。店の人がどうやら取り分けてくれるようなので、じっと待っていた。すると何やら硬そうな物体が・・・「なすみ、これ甲羅じゃないの?」「甲羅がある魚かなあ」「え?そんな魚いるの?」なんて会話をしながら見ていると甲羅ばかりか鋭い爪まで!「なすみ、これどう見ても亀だろ。スッポン鍋注文したんじゃないの?」「・・・・」「ま、食べよう」ということでスッポン鍋を頂くこととなった。どうりで血を酒に入れて飲まないかと言われたとき断ったらけげんな顔をされた訳だ。生き血を飲まないんならスッポンを注文するな、くらい思われたんだろうな。図らずも精力をつけてホテルに戻ることとなった。