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 樹からの報告〜技術報告集  樹木生態研究会   2011年発行
  会員2100円 非会員2600円
 樹木生態研究会は2000年に設立し、2010年で10周年を迎えることができました。機関紙「樹からの報告」44号までを内容別に整理し、1冊の本にまとめました。

 純然たる研究報告、技術報告、樹木保護に対する啓発的な内容の報告など、多様な内容になっております。

詳しい目次と注文書はこち

雑草と楽しむ庭づくり ひきちガーデンサービス曳地トシ+曳地義治 著 築地書館 2011年発行
2200円+税
 「虫といっしょに庭造り」の第2弾ともいえる「雑草と楽しむ庭づくり」がでました。これらの本を読んで、ひきちさんたちは新しいガーデニングのパイオニアだと感じました。多くのガーデニングの本が虫や雑草は敵という中で、この本だけは虫と雑草の味方!と言っても雑草を増やせというわけではなく、しかし雑草を生えなくするなんて無理。まず庭にどんな雑草が生えているのか、そこから付き合いを始めようという本。雑草の個性や抜き方なども載っているので、庭の手入れに困っていた方々には使える本だと思います。無農薬・無化学肥料で庭を作ってきた著者が、試行錯誤をもとに作り上げた新しい庭づくりをお試しあれ。(苗)

 葉っぱで気になる木がわかる 林 将之 著 廣済堂出版 2011年発行
1500円+税
 著者が2000年から開設した樹木鑑定WEBサイト「このきなんのき」に、たくさんの人から寄せられた質問や解答を整理したQ&A形式の図鑑です。さまざまな質問内容に「気になる木」って意外と多くの人が持っているんだと思いました。どんな木だかわかるとやっぱりうれしいのです。私は木は地味だし、なかなか関心を持ってもらえないと思っていたけれど、今は鑑定をしてもらえて時代は代わったのかもれません。木にとって未来は派明るいかも。
 この本の私個人のつぼは、寄せられた素朴な疑問の内容です。花だけでなく樹形や葉の形もこんな風に興味を持つんだと思いました。
あと、鑑定のポイントがわかりやすく示してあって、樹木初心者にも樹木好きにもよい本だと思います。(苗)

 街の木のキモチ  岩谷美苗 著 山と渓谷社  2011年発行
 

1,400円+税

日常生活の中で身近に接していながら、その存在すらあまり意識していない街路樹や庭木。しかし、かれらも立派に生きていて、人間社会に貢献しています。にもかかわらず、街路樹や庭木の植えられている環境や、手入れのされ方は、その生態にそぐわないものが多いのです。本書は、著者が撮りためたユニークな写真をもとに、木の気持ちになって、その状況を解説します。木の立場になってみることで、日常風景の意味や自然観まで変わってしまう、かつてない街の自然観察本です。

 昆虫の食草・食樹ハンドブック 森上 信夫・林 将之 著 2007年発行
 

1,200円+税

ある虫を探そうと思ったら、その虫が食べる植物を探すのが手っ取り早い。虫は食べる植物が決まっているものが多いのです。この図鑑を見たときに、虫の先生が「虫だけ勉強していてはだめで、虫が食べる植物も知らないといけない」と言っていたのを思い出しました。これを読むと植物を探して虫を待ち伏せすることもできるようになります。
また、反対に植物を植えて、虫を呼ぶこともできるのです。
ただ単に眺めるだけでも、葉っぱと昆虫が美しく楽しく読めます。害虫でお悩みの方も、幼虫成虫などの写真がたくさん載っているので、参考になると思います。

物が壊れるしくみ‐樹木からビスケットまで‐ クラウス・マテック 著 街路樹診断協会 2006年発行 
 

2,500円

 
  本会の堀代表と三戸氏が翻訳しました。表紙には漫画があってやさしそうな雰囲気ですが、かなり専門的な内容です。力学の数式など出てくると文系の私は拒否反応をおこしてしまうのですが・・・樹木の空洞率が高いほど折れやすいかというとそうでもなく、高さを低くすれば安全になるなど、興味深いデータが載っています。私のような文系人間は、はじめから理解しようと読むのではなく、パラパラと絵や写真を見ながら、物が壊れるという現象にすべて法則があることをまず感じ、そして数々のデータグラフを理解していくとマテックさんの着眼点の面白さを感じることができます。
 

 樹木の力学‐ クラウス・マテック 著 青空計画研究所 2004年発行 
 

2,000円

Mattheck博士による新たなキャラクターが日本にデビューしました。彼の名はパウリ(今度はクマです!)。どこかで聞いたことがある、思われた方も多いと思いますが、たぶん、それは「パウリの排他律」か「パウリの原理」ではないでしょうか? 化学や物理学の電子のスピンの話で出てきたあの法則です。
Mattheck博士に確認したわけではありませんが、この法則を発見した人間のパウリがウィーンに生まれ、ミュンヘン大学で学び、ノーベル物理学賞を受けたというあたりから、人間パウリと同じ名を持つこのクマもどうやらただものではない、という感じです。それでは、天才クマから樹木の力学を伝授してもらい、新たなる視点で樹木を観察しましょう。)

 樹木のボディーランゲージ入門 クラウス・マテック 著 青空計画研究所 2004年発行 
 

2,000円

以前、樹木医会から出ていたシュトゥプシの本の改訂版が出ました。前の本は、白黒でイラストのみでしたが、今回出た本はカラーで写真とイラストつき、しかもサイズも小さくなったので、野外にも持参して使える、という感想を聞いています。ある樹木医さんのご子息は小学2年生ですが、シュトゥプシのファンだそうです! 将来が楽しみですね。大人も子どもも、シュトゥプシとともに、樹木のボディランゲージを楽しみましょう。

樹皮ハンドブック
 

林 将之 著 文一総合出版 1,200円+税 2006年発行

 
こんな本を待っていました。樹皮が写っている図鑑は数あれど、木が細い時の樹皮と太い時の樹皮を並べて見ることができるものはありません。若いときと年をとってからと樹皮の表情が変わっていく様子は、その木の人生?を眺めるようでもあり、面白いです。若いころ別人!みたいな木もあり、人間にもそういう人いると想像が広がります。
 また、樹木が元気かどうか観察する上で樹皮は重要なので、こういう1例を見ておくと参考になります。
 著者の林氏は他にも「葉で見わける樹木」でスキャナで葉をスキャンした図鑑を出しており、この樹皮にもスキャンされた葉も一緒に掲載されています。小さくて軽いので野外へ持ち運びも楽なのがうれしい図鑑です。
     

樹木医完全マニュアル 堀 大才 著 牧野出版 1999年発行 3,200円
  本書は図書館選定図書(産業部門)に選定されています。
  そのタイトルが示すように樹木医には実際に業務を行なうにあたっての参考書として、近々樹木医を受験しようと考えている人には知識の補強と体系化に、また「将来樹木医となって樹木のために働きたい」と考える初心者には樹木医に求められている知識について知るのに役立つと思われます。写真や図表も豊富に入っており、目次も細かくつけられているので、初心者であってもわかりやすいところや興味のあるところから読み始められます。参考文献リストも充実しているので、これを参考としてさらに学ぶこともできます。この本を繰り返し読んでここに書かれている知識を理解して身につけることができたなら、名樹木医に一歩近づけそうな希望を与えてくれる本です。
(現在、この書籍は絶版です。古書のコーナーでお探しになることをお勧めします)
 

図解 樹木の診断と手当て-木を診る 木を読む 木と語る-
 

堀大才・岩谷美苗 著 イラスト 小川芳彦 農文協発行 1,500円(税込み) 2002年発行

 
以前に農文協の「現代農業」に好評連載されていたものに大幅に加筆された本が出版されました。あの池袋のジュンク堂で、とても目立つ位置に早くも陳列してあったのを発見しました。さすがだなあ!
イラストがたくさん入っているので楽しく読めますが、内容は幅広くてためになります。私はこの本を真剣に読んで、勉強しなおそうと思っています。購入を希望される方は、著者の岩谷さんにご一報を!そして、サインをもらうんだ!
     

木質廃棄物の有効利用 (社)ゴルファーの緑化推進協力会編 博友社 2003年発行 2,200円(税別)
  本書は、編者であるゴルファーの緑化推進協力会より委託を受け、日本緑化センターが2ケ年にわたって調査した結果をまとめたものです。執筆者は緑化センターの堀大才氏と、このコーナーを受け持つ三戸です。私としては、今ホットな話題であるバイオマスについてできる限り調べ、自治体などの技術者に役立ててもらえるような内容にすべく奮闘したのですが、この本を見た人たちの感想は「こんな本は売れない」などなど。みんな正直すぎやしませんか?あんまりだと思います。ですが、少しでも興味を覚えてくださった方は、手にとって見てくださいね。
 

シュトゥプシの樹木入門 クラウス・マテック著 日本樹木医会発行 2,500円
 
これはドイツ産(?)のハリネズミが樹木のボディーランゲージを教授してくれるという一風変わった絵本です。実物を是非見て欲しいのですが、こんなにかわいい絵を描いたのが、なんと生体力学の分野で多くの重要な業績をあげているドイツ人教授(男性)だというのだから驚きです。この本を読んで樹木に親しみを感じずにいられる人がいったいいるのでしょうか。さあ、この本をゲットして樹木のある所に行き、樹木のボディーランゲージがわかるかやってみよう!
     

陸上生態系による温暖化防止戦略 藤森隆郎監修 博友社 2000年発行 2,625円(税込み)
  温暖化を促進する二酸化炭素とその吸収源としての森林や樹木の役割に関して考察された本です。なんと、このような本の執筆者に当会の代表理事が名を連ねているのだった。この本は気楽に読める本ではないかも知れませんが、重要な内容を多く含んでいるので何とか読んでみたい。そうすれば、樹木に対する見方やライフスタイルが変わるかも・・・
 

20本の木のノート いわさ ゆうこ作 文化出版局発行 1,300円
 
この本をまだ見たことのない人いますか?もしそうだったら、本屋へ走ろう! 詳しくは実物を手にとってみてのお楽しみですが、樹形や樹皮の特徴がよくわかる樹木の絵や写真を楽しく眺めながら、木についていろんな知識を得ることができます。この本と友達になれば、木を見るのがますます楽しくなると思います。
     

樹木に関する100の誤解 アレックス L.シャイゴ著 (財)日本緑化センター発行 1,500円
 

自分が訳したものを人に勧めるのは恐ろしいと思う私ですが、勇気を出して勧めることにします。樹木に接する時に心に留めておきたい重要な課題について紹介されています。写真や図入りで、それぞれのトピックの分量が少ないので、勉強する元気のない時や時間がない時のチョコチョコ勉強に役立つと思います。さらに、巻末に多量の参考文献リストがついているので、オリジナルで勉強したい人はそちらもどうぞ。シャイゴ博士の書かれたものを読むと、本当に目からうろこがバリバリ落ちます。(現在、在庫切れとなっております。増刷が待たれます。)

 

まつぼっくりノート いわさゆうこ作 文化出版局 2001年発行 1,365円(税込み)
 
素敵な絵本で樹木の魅力を紹介している、いわささんの新作です。今回の本もとっても楽しくてお気に入りの本になりました。巻末にはまつぼっくりを使ったすてきなクラフトも紹介されています。みんなもこの本をゲットして是非まねっこしてみよう。
     
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