限りのない愛なんて存在しない。
人は死という黒装束を身にまとい、
永遠という深い眠りにつくために今ここに我が身をおき、我が身を動かす。
愛が永遠であるならば、死は永遠になりえず、
また死が永遠であるならばやはり愛は永遠にはなりえない。
それでも愛は永遠である。
人は小さな温もりを育み、そこに永遠という
現実的な非現実を作り出す。
不安、焦燥、葛藤・・・・
全てが高い絶壁となり積み重なる。
おれはその絶壁の上にたたずみ絶壁の下を流れる小さな小川を見た。
とても美しく、眩いばかりに一瞬一瞬を無限の光線の集合体が
我が目を突き刺し、そして遥か彼方へと過ぎ去る。
とめどなく頬をつたう涙を指で触れる。
皮膚の温もりよりも温かいはそれは光の集合体に反射され
それ自らが輝きを放つ。
涙に意味なんてなかった。
小さな小さな小川におれは永遠を求めた。
必ず終着点のある小川に永遠を求めた。
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