10月




10/3



極限状態での究極の選択。

あなたはそんな場面に遭遇したことありますか?

いや、そんなしょっちゅうあることじゃないでしょう。

そんな窮地に、一生に一度あるかないかの究極の選択をしなければならない局面に

本日遭遇しました。



今日、何気なく街を歩いていると、たまたま、ほんのたまたま

まさに偶然女子高の前を通り過ぎようとしたんです。

そうしますと、なんだかいつにない賑わいを見せているじゃありませんか。

そう、学園祭です。

何もしていなくても、ただいるだけで、女子高生のハーレム。

夢のカーニバル学園祭。

立っているだけで、

「ジュースいかがですか?(私の)」

「フランクフルト焼きたてですよ?(あらあなたのフランクフルトはもっと焼きたて♪)」

だのと、女子高生が寄ってくるワンダーランドなわけです。



自然と、まさに息を吸うのと同じくらいに自然と僕の足先は、学園祭の方を向いたわけですが、

僕はハッと息を飲み込み、歩みを止めた。

恐らく歩みを止めた時間は0コンマ1秒。僕は思考を巡らせた。



お父さんとお母さんが授けてくれたこの肉体もくたびれた28歳。

いいのか?ここに入っていいのか?

入った瞬間にあそこにいる警備員さんに呼び止められ、ちょっと身分証をだのと尋問され、

周りの女子高生共からひそひそ声が聞こえてきたりするんじゃないか?

ちょっと持ち物検査などと言われ、僕は裸にされて、さっきまでのひそひそ声は次第に

大きくなり、「キモ!ってかちんちん小さ!あれじゃミミズ!」とか言われるんじゃないか?

そんな恐ろしいまでの辱めを受けた上、結局校門止まりで、校内まで入れないんじゃないか?

その上、校門繋がりで、最後は肛門に警備員さんの警棒が突き刺さって泣きじゃくりながら

裸で帰るハメになるんじゃないか?



僕の額からは大量の汗が流れ落ち、死に直面した瞬間のように、時間がゆっくり、

ゆっくりと感じられる。

しかしまだ0コンマ1秒。十分に後戻りが利く。

まだ誰も気付いてない。無理だって。お前みたいにビビりにそんな冒険できないだろ。

僕は自分にそう言い聞かせ、女子高の校門の前を通り過ぎたのであった。



通りゆく人々が皆僕のことをあざ笑っているように見えた。



究極の選択。

窮地に陥ったその瞬間、あなたは本当に正しい選択ができたであろうか?

いつその瞬間がやってくるかはわからない。





10/5



僕「僕、バーのマスターになりたいと思うんだ。」

タスク「ダメ!Mさんからビジネスとったら何が残るの?」

僕「いい男?」

タスク「Mさん生粋のビジネスマンじゃない!」

僕「えー、じゃあバーのマスターじゃなくていいけど僕マスターになりたいんだ」

タスク「あんたワシの話聞いてるんか!」

僕「でもマスターヨーダとかのマスターじゃなくてカウンター越しのマスターがいいんだ」

タスク「・・・・」

僕「タスク知らないだけだって!おれけっこう飲みとかお盛んだし!マスターだきるし!」

タスク「仕事以外家でグーたらやん!」

僕「家ではマスターベーションだし!」







10/8



最も人生において辛いとき、本当に頑張っていれば、神様は救いの手を差し伸べてくれる。

神様は時に信じられない力を与えてくれるんだ。



努力はした。

小学校時代は、クラスのみんなに「今から既にカレイ臭」略して「今彼」とあだ名をつけられ

イジメられたが、必死に耐えしのぎ、中学校時代を待った。

ちょっと体臭はきついけど、勉強だけは!と思い、中学時代は必死で勉強したけど、

どうやら僕は勉強の才能もないらしく、必死で勉強したあげく、成績はオール1という

もうはっきり言ってどうしようもない結果を生み出し、クラスのみんなからは「オール巨人」

と名づけられました。

どうにか高校に入れた僕は、もうこれはスポーツしか残された道は残っていないと思い、

バスケットボール部に入部を試みましたが、身長が21センチしかないという理由で断られました。



就職した僕は、年収70万というワーキングポアネストの称号を得て、ホッチキス止めを繰り返す

毎日を送ることになった。

でも、正直こんな毎日はもう限界だと思っていた。



なんで・・・なんで僕には何もできないんだ・・・

僕は頭を壁に何度も何度も打ちつけ、自分の限界を嘆きました。

喜怒哀楽の限りを壁にぶつけ、おでこの感覚がなくなるまで、壁に僕の人生の悲哀さをぶつけました。



感情をむき出しにし続け、疲れて意識を失った僕は、1時間後に目を覚ましました。

もう夜更けだ。

また明日も会社だ。

何もかもが変わらない日常がまた繰り返される。



早く眠らなければ遅刻して、ほんと当たり前の日常でさえも当たり前じゃなくなってしまう。

頭の中で羊を数えてみたが眠れない。

僕はいつものようにパジャマのズボンを下げ、僕のおちんちんを握った。

僕の唯一の幸福な時間。その上ぐっすり眠れる。眠れない夜の最終手段だ。



僕はゆっくりとおちんちんをしごきはじめた。

するとそのときである。

僕の右手は金色の輝きを放ち、目にも止まらない速度でピストン運動をはじめるじゃありませんか。

か、神様の降臨だ・・・

なんと美しい輝き・・・

なんと素晴らすぃ・・・あ!いく!



神は僕を捨てていなかったんだ!

本当に嘆き苦しみ、努力した僕だからこそ神様は僕に才能を与えてくれたんだ!

僕は大粒の涙を零し、ニコリと微笑み、おちんちんを強く握りしめたまま、深い眠りについた。



Mチカ神は決して君を見捨てたりはしない。努力し、ただMチカ紳を拝むがよし。

<Mチカ教経典、第12章「信ずれば救われる(体験談)」より抜粋>







10/12



僕「卓球やろうぜ!」

タスク「イヤっす」

僕「卓球やろうぜ♪」

タスク「無理っす」

僕「はぁぁぁあああ?」

タスク「だってMさんメッチャ卓球うまいでしょ?つまんないじゃん」

僕「おれがタスクに薦められてバイクの免許採ったみたいにおれの趣味にも付き合ってくれよ!」

タスク「じゃあ僕がバイクでやったみたいに卓球の良さをプレゼンしてみてよ」

僕「楽しいよ、卓球」

タスク「ぜんぜん良さが伝わってこない!あんた僕より数段スーパー営業マンじゃない!」

僕「モテたい?」

タスク「モテないよ、卓球」

僕「むきーーーー!」



タスク「もうわかったから。卓球やりますか!ちゃんと教えてくださいよ」

僕「『さー!』って叫んでみて」

タスク「さ?」

僕「さー!ナイスボール!」

タスク「マジそういうのいいから。んで何から教えてくれるんですか?」

僕「卓球は奥が深い。ちゃんとついてくるんだぞ。」

タスク「だから何を教えてくれるんですか?」

僕「今日はまず『さー!』の叫び声からいこう。」

タスク「僕一生卓球やらんす。」







10/19



徐々に寒くなってきて人肌恋しい季節になってきました。

寒くなってくると、互いに寄り添っているだけで互いの温もりを感じられて、

ただそれだけなんだけど、体温の感度に留まらない互いの存在感みたいなもの

に気付かされます。

互いがちょっと離れた瞬間から、徐々に互いの体温は下がり、喪失感からか

愛しい気持ちが高まって、互いの絆をさらに強めてくれる、そんな季節です。

離れたくてもなかなか離れられない。あと30秒だけ抱き合っていたい。



寒空の下愛犬じゅうべえから離れらず、イチャイチャしながら実感した季節感。



冒頭の文章からも見てとれるように、僕は今心から恋に飢えています。

もうリアルに28歳だし、正直女子高生大好きー!言うてますけど、ぜんぜん

そんなことあるし!いや、ぜんぜん・・・あるしー。

いや、好きっちゃ好きだけど、それとは別にリアルな恋を追い求めておりますし、

いや、もちろん体だけの関係だって、いや嘘、体だけの関係なんてぜんぜんあるしー!

とか、そういうことじゃなく、はい、リアルに精神的に落ち着きたいなと。



そこで、とってもリアルな感じで友達のタスク君に相談してみたんです。

タスク「いや、無理っす。遊ぶ友達いなくなるし」

はー?パードン?いつからお前と友達になったんだと。知り合いじゃんおれたち。

週に3回くらい遊ぶただの知り合いじゃん。耳かっぽじって良く覚えておくことだよ。

僕と君との仲はし・り・あ・い。僕のおばあちゃんみたいに物忘れせずに覚えておいてね。

あ、ここで僕のおばあちゃんを紹介しておくと、いっつも財布を冷蔵庫の中に大切そうに

しまっておいて、「私がこんなとこに財布しまうわけないじゃないの!」って逆切れする人です。

まあそんなことはどうでもいいとして、タスクがあげくの果てに言うわけです。

タスク「Mさんが本当に、本当に好きになったときには、付き合ってくださいよ」

あはは、バカだこいつ!好きだし!おれ大好きだし!みーんな女の子大好きなのに(笑)



話の分からないタスクとは縁を切って週に2回だけ遊ぶことにして、またまたリアルな感じで

今は既に結婚して子供もいる、元彼女さんに話したわけです。

元彼女「無理。今は仕事一本で生きて、万が一将来私が独りになったら一緒になればいいじゃん」

それキープじゃん。可能性が極端に薄い待ちぼうけなだけのキープじゃんよ。



正直世の中みんな自己中だって思った。







10/27



電車の中の出来事。

「女子高生だからってエロい目で見てんじゃねーよ、おっさん!」



僕は「女子高生」のキーワードに即座に反応し、声のする方向に目をやった。

僕はとにかくもおもいきり体をねじり、ねじった反動を利用し地面を蹴り上げた。

蹴り上げた僕の体はくるくると回転し、おっさんに向けて僕の蹴りは勢いを増した。



突風を巻き起こし、加速度を増した僕の蹴りは、おっさんの頭のわずか1センチ上を通り、

女子高生と名乗る声の主の顔面を捉えた。

「ぼひゅ!」

女子高生と名乗る肉塊は変なうめき声を上げ、「なんで?」と言った顔つきでこちらを見上げる。

僕は突然バレリーナのように高々と足を上げたい衝動に駆られ、「あ、でもやっぱそんな高く上がらないや」

と足を下ろした。

僕のかかとは偶然にも女子高生と名乗る人面魚の顔面を再び捉えた。



「確かに」

僕は呟いた。

「確かにそこのおっさんは、ほんの刹那の瞬間、君の姿を視界に捉えたかもしれない」

僕は続けた。

「しかし断じてエロい目などで見ていない。かく言うこの僕も君、いや違うな。

君の着ているその制服に気付き、一瞬不意打ちを食らっちまった。しかし断じて君は女子高生じゃない。

制服を着た人面魚豚。それ以下でもそれ以上でもない。決して今後、君の口から女子高生を語った

言葉を聞きたくないな。邪魔したな」



という話の前半部分はほんとで、おっさんが人面魚豚に絡まれて、駅員さんに連れて行かれてました・・・

駅員さんも「えー、君をそんな目で見ないでしょ、さすがに」みたいな顔でぶーたれた顔してた。

おっさん可哀想・・・







10/31



8年も前、そもそも僕がなんでインターネットを始めようかと思ったかというと、

日常にはない出会いやふれあいが欲しかったんですね。

インターネットの世界には、僕のように気持ち悪い子たちがあたかも気持ちが良い感じ

でのさばっておりましたし、「本気で空だって飛べる」って思っている白痴共がいっぱい

いる中で、僕だけは本当に飛べると信じていました。

そんな気持ち悪い子達がいっぱいいる中で、気持ち悪い同士戯れ、「いやいや僕の方が

ちょっとだけでキモイと思うな」みたいな本当に気持ち悪い競い合いがとっても楽しかった。

気持ち悪くてとっても可愛い女子高生の乳首舐め放題だ!なんて思ってやっておりましたが

気付いてみると、インターネットのやりすぎで猫背になり、舐め放題だったのは僕の乳首でした。



あれから8年。時代は変わりました。

今ではもはや誰もがインターネットをやっています。

「ご趣味は?」

「趣味はインターネットです!」

と答えても「ああ、ネットサーフィンですね」みたいな。

ネットサーフィンって(笑)

何オシャレ気取っちゃってるんだよって。

ついにインターネットもイケメンの代名詞サーファーの称号を得たようです。

インターネットサーファー。略したらサーファーじゃん。

僕サーファーじゃん。



でもそうじゃないんだ・・・

インターネットは進化して、もはや個人でわざわざHTMLいじくってホームページやってる奴なんていない。

ブログて。ミクシイて。

そんな誰でもお気軽に日記も交流もできちゃうもんだから僕にはもはやメールさえ来ない。

気持ち悪い人達が「みんなで漫喫行ってチャットで話そうよ!」とかお誘いのメールが来ない。

僕のインターネットを始めた原点でもあった「人との出会い、ふれあい」という本来の目的から逸脱する

ことになっちゃったんです。



誰なんじゃ!僕のインターネットの世界をこんな世界にしちゃったのは!

そういう奴らをぶっ殺してしまえば、インターネットの世界は元の秩序を取り戻すのでは?

じゃあ誰がこんな世界にしちゃったの?!

政府の陰謀?小泉首相の郵政民営化?鈴木宗男の笑顔?リーマンショック?

そ、それとも僕が時代についていけなかったから?(剃刀を握り締めながら)



つい昨日、久しぶりに僕宛に一通のメールがきました。

「Mチカ伝説を携帯でみたいんだけど、ちゃんと表示されないんですけど・・・」

僕は圧倒的な衝撃を受けたよ。え?携帯でインターネットするもんなの?普通パソコンでしょ?

あ、みんな携帯でやってるから僕にメールくれないだけなの?僕電車の時刻表しか携帯で見ないけど?

か、考えてみたら女子高生とかパソコンほとんど見ないよね!携帯だよね?



僕、時代を先取る新しいMチカ伝説の形を考えちゃいました。

誰も考えたことのない新しい発想。

僕、この週末を利用して「Mチカ伝説モバイル」を作ってみることにするよ。

やっと・・・やっと女子高生の乳首舐め放題が実現するね♪





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