淋しいのはお前だけじゃないに出た山田作品














「淋しいのはお前だけじゃない」がそのクオリィティの高さにも関わらず低視聴率に喘いだことは有名です。










視聴率は残酷です。











どんな志も努力も「結果論」の泥沼に叩き込みます。













んな時。

山田さんが「淋しいのはお前だけじゃない」の脚本を書いた市川森一氏に応援の手紙を書いたことは知る人ぞ知る話です。

演出は「高原へいらっしゃい」「深夜にようこそ」などを演出した高橋一郎氏。
旧知のスタッフが「苦戦」をしいられている。
黙っているわけにはいかなかったのでしょう。

それほど素晴らしいドラマでした。









後日月刊「ドラマ」誌上で山田さんと市川氏の対談が実現しそのことが明かされます。














そのような経緯のせいでしょう。

「淋しいのはお前だけじゃない」に意外な場面がされています。












第十二話「忠臣蔵・刃傷松の廊下」のなかで山田作品が出てくるんですね。














第十二話といえば最終回の前ですが、ここで拾ってきたテレビを修理する場面があるんです。


オンボロテレビを直して結婚祝にしようと皆が言うんです。





結婚するって言うのは梅沢富美男と木の実ナナで、

二人は恋人同士なんだけど何故か結婚してなくて、

諸々の事情があって木の実ナナが借金の為に売春をしなきゃいけない状態に追いこまれていて、

それは回避しようのない状態で、

せつない思いのなかで梅沢富美男は、

俺の女房になってからにしてくれと木の実ナナに申し込み、

式をあげるという泣かせ場なんですけど、

その二人にテレビを直して贈ろうというシーンなんです。











テレビが直った時の描写、ほんの数行ですが

脚本ではこうです。








中古テレビのスイッチを松の助が入れると、
ブラウン管に―
「想い出づくり」の再放送画像が映し出される。
注目していた染太郎、みなとが

染太郎「やった!」

みなと「映った!」




















山田氏のエールにこんなところで市川氏答えてたんですね。















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