サケ科
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 成熟した婚姻色が出た個体なら簡単に区別がつきますが、写真の魚のように
まだ銀色をしている固体はちょっとサケ(シロザケ)に似ていますね。
 でも普通サケは川に遡上する前からうっすらと婚姻色を纏っているのに対し、
コイツは川に遡上してもしばらくは銀色をしていますし、婚姻色もサケとは全く違います。
 また、他のサケの仲間とも違う点は、海に下る前に一旦湖で生活をして、海に出るという
所です。
 つまり、流域に湖がない川にはコイツは遡上してこないと言えるわけですね。
 もっとも例外はあると思いますが…
 そういった、ある程度遡上する川が限定されるこの魚は、少しでも子孫を残せる
可能性が高くなるように、母川回帰率(生まれた川に帰ってくる確率って意味です)が
他にサケに比べて高いことが知られています。
 反対に、どこの淡水でも産卵できるカラフトマスは母川回帰率は低くなっています。
カラフトマスのページを参照のこと

 日本の川に遡上することはほとんどない(網走川には移植されたヤツがちょっとはいる
という噂は聞いたことありますが…)ですが、コイツはサケの仲間では最も味が良い
とされ、実際かなり美味しい魚です。
 なにせコイツの陸封個体(湖沼型といったほうが正確?)はあの淡水魚中トップクラスの
美味で知られるあのヒメマスですからねぇ…それが海でたんまりエサを取って脂が乗り切ったら…
もう推して知るべしでしょう。
 ちなみにコイツは海洋生活期には、アミ類などのプランクトンを主食としています。
 
全長不明
アラスカ州キーナイリバーにて
この種の大きさ
小型 中型 大型 超大型
〜60p 60〜80p 80〜90p 90p以上
 
2003年7月25日
この魚はここで見分けろ!!
  ヒレ、体側に黒い斑点はない
  婚姻色は鮮やかな赤に頭部がオリーブ色
  成熟した♂は背中が盛り上がる
  
Oncorhynchus nerka nerka 
ベニザケ