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■紫河車とプラセンタエキス
■胎盤の黒焼き
■胎盤最前線!パートU
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胎盤は必須アミノ酸を含む10種類以上のアミノ酸、ホルモン、酵素、ムコ多糖類、核酸様物質、ミネラル、ビタミンなど5000種以上の生理活性物質を含んでいます。 これだけの栄養の宝庫ですから、薬にならないわけはないですね。 その薬効は強精強壮薬として、インポテンツ、不妊症、習慣性流産、虚労、遺精、催乳の効があるとされています。 用法は「5グラム〜10グラムをあぶって乾かし、研末して内服する。または丸剤として内服する」そうです。 中国ではこのように古くから薬効が認められ、『本草綱目』にも「安心・養血・益気・補精・解毒・補血の効能がある」と、記されてあります。 日本では牛の胎盤エキスも化粧品やホルモン剤として使われてきましたが、狂牛病以来数は減って来ているようですね。原材料の表記は英語でプラセンタと書かれているため、それが胎盤から抽出したエキスを使っているとは気がつかない人の方が多いことでしょう。 一方、医療用の医薬品としても肝機能障害や更年期障害、乳汁分泌不全、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、産後や手術後の創傷回復促進薬として使用されています。 これらは胎盤(プラセンタ)エキスとして抽出されたものを人体に注入するやり方で利用しています。 スイスのように美容先進国では美容効果や若返りの【老化防止の活細胞セラピー】としての活用が実施されてきました。 その効果が各国の政治家や有名女優たちの間で認められ、永遠の美と活力の源として役立ってきたようです。 最近ではスイスに行かずともカプセルでプラセンタエキスが手に入るようです。 助産婦さんたちの中には嬉しそうに『胎盤のごしょうばんに預かるのよ』という人達がいます。それもそのはずです。大女優にとっても魅惑的な「永遠の美と健康を約束してくれる」高価なプラセンタが職場にあり、タダで試せるわけですから役得です。 ただ、法律では胎盤は業者による廃棄処分をしなければいけないとされていて、 自宅出産だけがその適用を受けないのです。 つまり、自宅であれば食べようが処分しようが好きにしていいということです。 ですから日本の戦後の出産スタイルを考えた場合、圧倒的に少数派で全体の1%未満という状況なわけです。 こんな状況から動物的でプリミティブな印象を抱きやすい「胎盤を食す」という行為は、大ぴらに公言できない秘密めいた儀式のように扱われて、今日に至っているのかもしれません。 哺乳動物は草食動物でさえ出産後に胎盤を全て食べます。この行動を上記の数々の効能を照らし合わせて考えてみると、出産によって衰えた体力を補い回復させ、あるいは出血や創傷回復をも果し外的に備えるためです。さらにお乳がたっぷり分泌するためでもあるわけです。 この胎盤を食べる本能に従わないのは、哺乳類の中では人だけです。 しかし、プラセンタエキスとしてひとたび姿をかえてしまうと印象も変わってきます。当然商品名も新しく変えてカプセルとして経口剤に生まれ変われば、抵抗感も少なくなることでしょう。 今後胎盤やへその緒が廃棄業者に法律通り渡ったとしても実際に廃棄処分されることは少なくなっていくかもしれません。なぜなら胎盤やへその緒の薬理作用が科学的に明らかになり、再生医療からの期待が高まっているからです。 近い将来、プラセンタエキスや臍帯血バンクとして形を変えて、新しい循環を作り、われわれのもとへ返ってくる可能性も高いでしょう。 【相互扶助的胎盤物語】 胎盤のことは何も知らない出産体験者が出産後の体力回復や術後の創傷回復(会陰切開や帝王接開など)と乳汁促進のために、プラセンタエキスをすすめられ、その明かな効能に驚き感謝した。 彼女が尋ねる。 『ところでプラセンタって、何から作られたエキスですか?』 『胎盤ですよ』 『へぇ〜、すご〜い。胎盤って凄いですね。胎盤からお薬が作られてるんですか・・・ところで私の胎盤はどうなるんでしょう?』 『安心してください、ちゃんと業者に渡ってあなたと同じように役に立ったり、白血病の人を救ったりしますよ』 『うれしい!こうやってお互い助け合えるなんて素晴らしいですね!」 そして、彼女と赤ちゃんの胎盤はどこかの誰かの役に立ちましたとさ・・・めでたし、めでたし。 起きそうですね、こんなことがそのうちに。 ■初めての自宅出産の時に介助者の持田さんが「ねー胎盤食べる?」と一言。その時急に言われたので、「げっ」て感じで食べませんでしたが、その後私の働く産院でその話題を持ちかけると何人か貴重な方がさしみ醤油で食べられました。うちの長男なんて胎盤みると「あ、これってさしみ醤油でたべるのでしょう?」って話ますよ・笑。< それと胎盤を乾燥させて黒焼きにすると秘薬になるとか・・。去年持田さんが自宅出産された方から聞いた話でなんとかそれを作ってもらいたいと、持田家はまだお風呂を焚いているのでその釜で作られたみたいです。このお話もう少し知りたいのなら、また聞いておきますよ。 それと昔は胎盤は玄関など人に踏んでもらえるようなところに埋めた(多くは畑ですが)ということを学生の時に調べましたよ。(わがままシナブスよりNO428・4/20) ー 後日、胎盤の続報が寄せれました。 ー ■臍帯と胎盤が別々に黒焼きにしてあり(写真を拝見しましたよ)、 臍帯は命綱だから、その子が人生において大変なことが起こった時(病気など)に必ず力になってくれるそうで、そんな時にこの黒焼きにした秘薬を飲ませるそうです。(わがままシナブスよりNO.48・5/13) ー さて、上記の胎盤の黒焼きのことを教えてくれた出雲のmiyukiさんとカシワデのメンバーで会うことになり、黒焼きを作った持田助産婦さんとも是非お話をしましょうと又とない機会に恵まれました。ー ■ついに胎盤の黒焼きを食べるときがやってきた。 原宿駅の裏手、明治神社の一の鳥居手前にあるオープンテラスでその不思議でおおぴっらな会食はとりおこなわれたのである。 初めて会う出雲のMiyukiさんと先輩のFさん、黒焼きを作った持田助産婦さん、それに池川クリニックでワークに参加してくれたMAMIさんである。 黒焼きのレシピと創作時の写真を見せていただく。 土鍋に入れて密閉状態で長時間焼くのだそうだ。 出来上がったものはまさに黒焼きで炭化した塊だった。 持田さんがおもむろに「これがそうです」と、いいながらとりだしたものは小さなナイロン袋に入れられた粉末状の胎盤だったのである。 「食べていいですか?」との私の申し出に「どうぞ、どうぞ・・・よろしければあげますよ」との返答に『やった!言ってみるもんだ』と『もらってどうするの?』が頭の中を駆け巡る。 「じゃあ、成分を調べられる人を探します」などといいながら、いよいよ味見の瞬間がやって来た。 黒い粉末状のものを指ですくってくっついてくる程度の量を舐めてみた。 炭の苦味を想像していたのが、以外にも『しょっぱい・・・』ではないか? MiyukiさんMAMIさんも同じ感想である。 それに対してFさんと持田さんは、当然だと言わんばかりに「胎盤はしょっぱいもんね」と、口を揃える。 なんと胎盤の刺身を食べている人達であった。感動!! 難点はただ一つ。黒焼きにしている最中の臭いがすさまじいらしいのである。そういわれて想像するだけで『確かに臭いだろうな』と思えるが、持田さんは現在でも頼まれれば黒焼きづくりを実践しているという貴重な人である。 その夜、ある助産院でもやっていたという情報が入ってきた。やはりすさまじい臭いの評判は最悪のものであったらしい。 しかし、新鮮な「胎盤の塩焼きはおいしいの」とのことである。う〜ん、これでまた新しいレシピが加わってしまった・・・。 その黒焼きをあるとき波動計測をしてみて、結果がおもわしくなかったのか?それ以後の黒焼きは行われなかったという。 波動ということでいうなら、とてもおそらく個体差があるだろうなと思ってしまう。食べ物と意識の状態がかなり影響するのではないかと無責任に考えてしまうのである。 だが、たとえ波動が高くなくとも、かつての自分自身でもある胎盤を本人が食べることは何か特別な意味があるかもしれない。 ホメオパシー的には、この試みはいったいどんな意味づけがなされるのか興味のあるところである。 自然治癒力を刺激する尿療法のような効果があるのだろうか? だれか、答えられる人はいないだろうか? 戯薬効果・プラーシーボ効果に過ぎないとしても、なんだかの効果があるのであれば、それはそれで命綱として胎盤や臍の緒はあリ続けると、言ってもいいような気がする。 大切なのはかつての自分自身を命が危うい時に食すことで自愛が生まれる可能性である。 しかも、母親とかつては共有していた胎児時代だけの臓器である。 だから、胎盤であることは黙って食べさせるのではなくて、ぜひ自分の胎盤であることは耳に入れる必要があるだろうと思ってしまう。(わがままシナブスよりNO.52・6/2) (毎日新聞2002年4月18日東京朝刊) 不足すると糖尿病になるインスリンを分泌する細胞を、羊膜の細胞から作り出す研究に、信州大学のグループが世界で初めて成功した。胎児を包んでいる胎盤にある羊膜は出産後に捨てられているため、クローン人間作製の可能性のある胚(はい)性幹細胞(ES細胞)に比べ倫理面での問題が少なく、早期の臨床応用が期待される。18日に京都で開幕した「日本再生医療学会」で発表された。 同大学大学院の二階堂敏雄教授(臓器発生制御医学)らの研究。羊膜から分離した上皮細胞にビタミンBの一種のニコチンアミドを入れて培養したところ、インスリンの遺伝子を確認した。糖尿病のマウスのひ臓に上皮細胞を移植すると、400〜500と高いレベルにあった血糖値が、100以下の正常な値にまで抑えられた。 二階堂教授は「サルを使って治療の効果と安全性を慎重に確かめ、人間への臨床応用につなげたい」と話している。 ●胎盤中に幹細胞を発見、骨などへの成長に成功──東大研究グループ (毎日新聞2002年4月17日東京朝刊) 胎児に酸素や栄養を供給している胎盤中に、他の細胞に変化しうる幹細胞が存在することを高橋恒夫・東京大医科学研究所教授の研究グループが発見し、骨や神経細胞に成長させることに成功した。これまで廃棄されてきた胎盤を利用できるのが特徴で、数が不足している神経細胞の新たな供給源として、パーキンソン病などの神経難病の治療に役立つ可能性がある。18日から京都市で開かれる日本再生医療学会で発表する。 高橋教授らは臍帯血バンクの1施設として、胎盤の一部である臍帯の血液を、白血病の治療目的で保存している。臍帯血の研究過程で、胎盤の絨毛部分から、骨髄に存在し、骨や神経細胞に分化することが知られている「間葉系幹細胞」と呼ばれる幹細胞を発見した。 この幹細胞を特殊な方法で培養した結果、約24時間後に幹細胞の約3割が、神経細胞に特徴的な突起を持った細胞になった。また、一部の細胞の周辺では、カルシウムが沈着していて後に骨になる骨芽細胞になっていることを確認した。 再生医療では、受精卵を使う胚性幹細胞(ES細胞)があらゆる細胞や組織になるとして期待が高まっているが、生命倫理の面で論議を呼んでいる。今回の成果は、倫理上の問題を克服しやすい。今後、神経細胞の機能や安全性に問題がないかなどを調べる必要があるが、「臍帯血バンクを白血病以外の難病治療に役立てたい」と研究グループは期待している。 |