ミンバリ連邦  千年以上前から宇宙に手を伸ばしていた種族で、ファーストワンを除けば最も古い種族であると思われる。禿げ上がった頭部 に頭頂をのいた部分を覆うような鱗がついている。  聖職者、戦士、労働者の三大カーストによって構成されており、政治は各カーストの自治と、国政を動かすグレー評議会の二 本柱からなっている。  グレー評議会は千年前に現れたベイレン(シンクレアのこと)によって創設された。  その生活の多くは儀式に規定されていることが多く、恋愛に関しても儀式で既定されている部分が多い。それゆえに対人関係 に問題が起きていないという。  かつてヴォーロンとともにシャドウと戦い、次に備えて各種族から有志を募ったレンジャー部隊を組織した。だが、地球・ミ ンバリ戦争以来、戦士カーストと聖職者カーストの仲が悪く、ことあるごとに対立していた。それは地球との戦争前から延々と続 いていたものらしい。まあ、千年も前の予言を盾にレンジャーの予算を増やせといっているのだから、嫌がりもするだろう。  そのせいで戦士カーストは聖職者カーストに手を貸したがらなかった。おかげでデレンによって援軍をえるために、グレー評議 会は解散させられてしまう。  シャドウ戦争が近づいていたためそれはしばらく表ざたにならずに済んでいたが、戦争終結後、両カーストの対立は決定的なも のとなった。  デレンとネルーンの活躍で事態は収拾される。グレー評議会は再編されて復活した(具体的には労働者カーストのメンバーが増 えた。最後に勝つのは資本家、ということか?)。  残念なのは第四シーズンが終わっても、労働者カーストのメンバーはほとんど出てこないことである。  第五シーズン以降は惑星間同盟の本拠地が移ったこと以外は、あまり大きな動きはない。  デレン  バビロン5駐在大使。聖職者カースト。最高指導者ドゥカットの推薦でグレー評議会の一員となる。地球・ミンバリ戦争の賛成 に票を投じ、地球人類を滅亡寸前まで追い詰めた。  バビロン5駐在一年目に地球人とミンバリ人との合成体に変身し、両種族との融和を図るが、その不気味な外見に両種族から白 い目で見られることになる。おかげでグレー評議会を除名される。人間の髪というものを得てからは、ふけが出るとかで悩んでいた。  後にシェリダンと恋仲になり、未来においてデビットという子を産むらしい。  登場時は近寄りがたいほどの威厳をもっていたが、変身後はそれが消えてしまった。  いささか残念である。  レニアー  デレンの副官。  歴史と数学に深い理解を示し、ロンドにポーカーに誘われた時は数学の才を生かして大勝した。その穏やかそうな外見に似合わ ずミンバリの武術にも通じている。  デレンに対しては崇拝に近い愛情をもっているが、それゆえに表に出していない。  さすがは聖職者、と褒めるべきであろう。  しかしながら、その愛ゆえにシェリダンに嫉妬のような感情を抱き、第五シーズン終了直前にシェリダンを殺そうとして失敗し 、姿を消す。  どういう経緯かは不明だが、最終話では死者の一人として数えられていた。  ネルーン  戦士カースト。デレンの除名後、グレー評議員となる。  色々なことで聖職者カーストと対立するが、それはあくまでもミンバリを思うゆえのことであった。、  ミンバリ内乱の際には聖職者カースト相手に二枚舌外交を展開して翻弄した。  後に戦士カースト最高指導者に失望し、終戦の儀式にその身をささげ、死亡する。