学生時代からの天文経歴
D20cmF10EDアポ直接焦点 ペンタックスSPボデー 「オリオン大星雲 M42」
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天文は中学2年の頃に興味を持ちはじめました、ちょうどその頃(昭和40年頃)月刊天文誌
「天文ガイド」が創刊されたり、池谷・関彗星が話題にのぼっていました。と言っても
現在のようにマスコミに騒がれることはありませんでしたけどね(^_^;)
当時は天文が趣味といっても実際の星の観察はオペラグラスでスバルやオリオン星雲を見る
くらい、ほとんどは学校の図書室で天文書を読みあさる毎日でした。
中学時代の愛読書は岩波文庫の「宇宙と星」これはぼろぼろになるまで何度も読んだ
ものです。
左下の写真は高校時代に自作した口径16cmF8経緯台ニュートン式望遠鏡、鏡筒は口径20cmの
塩化ビニールパイプで案外カッコよく出来ました。この写真は「天文ガイド」の「私の愛機」や
後で書く生駒山天文協会の「天文教室」に掲載されたことがあります。
右下の写真はそのニュートン反射鏡を研摩しているところ。この時代は反射鏡を自作研磨する人が
沢山いまして反射鏡の自作は特別なことではありませんでした、出来上がりは端が砂目だらけ、
球芯から出た光を反射鏡に当てて戻ってくる光をナイフで切るフーコーテストではほぼ球面でした。
初めてにしてはまずまずの出来だったと思います。
時流行の経緯台式
しかしお金が無くてその磨きあがった反射鏡にアルミコートが出来ませんでした、それが今の
仕事になるなんて(^_^;)・・・・しかも斜鏡を買うお金もなかったので廉価な直角プリズムで代用、
それでも明るい月や惑星は大変良く見えました。
高校三年の時(1969年)はアポロ宇宙船(11号)が月面着陸したり、スタンリー・キューブリックの
「2001年宇宙の旅」が公開されたり、翌年には大阪万博で月の石が公開されたり宇宙熱が
一般にも大変盛り上がっていた時期でした。
高校生の頃は奈良県生駒山にあった生駒山天文博物館によく遊びに行ったものです。
昭和44年に閉館になって現在は宇宙科学館として随分立派な建物になっています。
当時としては大口径の英国製60cmニュートン式望遠鏡があり、一般にも星の観望を
公開していました。当時としてはアマチュアが見ることのできる最大級の望遠鏡
だったと思います。
そこに生駒山天文協会があり「天文教室」という月刊誌を発刊していました。
私の手紙が何度かその月刊誌に採用されたことがあります、編集されていた学芸員
の浜根洋さん今でもお元気でしょうか?
左下がその「天文教室」、右下が取り壊される前の生駒山天文博物館。
懐かしく思われる方もいらっしゃると思います。
学校の帰りによく寄り道して博物館見物をしたものです。
60cmドーム
大学(東海大学光工学科)では天文同好会に入部、しかし天文以外に写真やオーディオといった
趣味が増えたせいであまり熱心に活動しませんでした。
それでも望遠鏡の自作は続けてやっていました。
左下は自作のフォーク式赤道儀口径15cmカセグレン
右下のシーソー式経緯台口径15cmニュートンなどいろいろな形の望遠鏡を自作しました。
大学では卒論がレーザーミラーの研摩でした。
下の写真は私の卒論とは関係ありませんけど光工学科の研究室にあった研摩中の
60cm反射鏡材が写っています。
社会人になって勤務先が長野県伊那になり、そこで伊那天文同好会を作り
ました。同好会と言っても3人だけのとってもささやかな会でしたが、学校や
公民館などで星の観察会を結構精力的にやりました。
長野県自然観察インストラクターにも参加したり、高遠少年自然の家で
星の観察のお手伝いもさせてもらいました。
観察会の様子
2004/1/28 更新22004/1/28004/1/28
長谷川幸夫氏
長谷川幸夫氏は私の大学時代の先輩で静岡市在住の方です。天文が趣味で
天体望遠鏡の自作が得意です。氏の凄いところは反射鏡の研磨から鏡筒・赤道儀架台まで全て
メーカー製以上のこだわりをもって自作するところでして、望遠鏡の出来映えがあまりにも
すばらしいため氏の望遠鏡を望む人も多く、小惑星発見の世界的なエキスパートである
小林隆男氏の40cmと25cmニュートン鏡筒、やはり小惑星のエキスパート佐藤直人氏・浦田武氏の
30cmニュートン鏡筒は氏の製作によるものです。私の25cmカセグレン/ダルカーカーム型も氏が
数年をかけて念入りに研磨されたもので素晴らしく良く見えます。
下の写真は長谷川氏が自作し自宅に据え付けている望遠鏡です。
カセグレン式、口径30cm、合成焦点 f4350mm
土星:1月20日22時12分 木星:1月21日 0時22分 各 1/25秒・・・・40秒露出(約1,000コマ)です(直焦点:4,350ミリ)。 Qカムでコンポジット