コート工房 ってこんな仕事してます

工房外観と蒸着装置搬入風景

真空蒸着は例えて言うと沸騰したお湯の湯気が近くの窓ガラスに着いて薄い膜になるのと

同じ原理を使った処理方法です。ただこちらは装置内を真空にして蒸着物質以外の物が

無いようにします。蒸着物質は電子ビームで数百度から数千度まで熱せられて沸騰し蒸気

(気体)となってガラス基盤に付着します。

 

  

蒸着装置内  クリップで腕時計のカバーガラスをはさんでセットしたところ

   

 

 

カバーガラス全面にコートされますがこの後エッチング加工で外周を細いサークルに残します。

エッチング加工されたサークル写真

−製作品目−

Cr、Au、カラー、金属膜

MgF2単層反射防止

(コートリング不要10mmから30mmまでのガラスならどんな大きさのものでも

コートドームに100枚位入ります、少量多品種の試作品などに経済的です)

3〜6層マルチ反射防止

天体用太陽観察用減光(ND)ミラー

特殊サイズの基盤コート、真空装置を使う実験等はご相談ください。

 

−−− 下記のような天体用のアルミ反射ミラーもコート可能です −−−

D30cm平面原器

ニュートン式天体望遠鏡D30cm用斜鏡

  

2004/6/2太陽用金属膜NDフィルタ(2004年5月にプレゼントしたもの) 

インコネル、金属クロム、酸化クロムを使った多層NDフィルタ 

片面は反射60%の金属ミラー面、もう片面は黒色低反射面になっています。

 基盤は青板ガラス 75mm角/厚さ1mm 

黒色低反射面ミラー面  

 

 日立分光光度計U−4000 測定 分光濃度データ

 


 

分光光度計を導入しました 9/16

 

天体用CCDカメラで使用するRGB/光害カットフィルターなどで知られている

泣Aイキャスエンタープライズ(ICAS Enterprises)の青沼さんに製作してもらいました。

測定範囲400〜1000nm位までの透過率と反射率を測定する事が出来ます。

日立製作所のU4100と比較測定したところ測定誤差はほとんどありませんでした、

反射率測定ではU4100はアルミミラーを使った付属品を使って0−100%を取るため

フラットに測定出来ない箇所が出ますが、アイキャス製では付属品を使わずに直接光を

100%とする為にフラットな測定データが得られます。

外観はただの白い箱

  

中身は投光部・測定台・積分球・受光部がセットされています(45度入射の反射率を測定する場合の位置)

   

 酸化チタン/酸化シリコンで増反射したアルミ反射鏡 45度入射分光反射率