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小部屋入り口
 女の子って、不公平だって思ったことないですか?


 ななこ先生はよく思ってました。それは、けっこうちっちゃい時からだったかなぁ。よく、パパやママに「女の子なんだから、そんなことしちゃいけません」「女の子なんだから、恥ずかしいでしょ!」「女の子は・・・・・・」って。

 ななこ先生にはお兄ちゃんが一人いました。あまり勉強はできなかったのに、パパもママもお兄ちゃんのことはとてもよくかわいがっていました。ななこ先生もお兄ちゃんみたいにかわいがってほしくて、お兄ちゃんのまねをしました。そうしたら「女の子は・・・」って・・・。

 「お兄ちゃんと同じことをしても、お兄ちゃんはほめられて私がほめられないのはなぜ???」
 ちっちゃいころのななこ先生は、いつもそんなことを考えていました。


 やがて、小学校高学年になったある日、生理がきました。学校で教わっていたし、同級生も何人かなっていたので、「そろそろかな・・・」なんて思っていました。ママにも聞いてたし。でも、やっぱショックだったなぁ・・・。だって、あんなところから血が出るんだよ! それも、毎月さぁ。おなかは痛くなるし、ななこ先生の場合は腰も痛くなっちゃってね。クラシックバレエをしていたんだけど、お休みできなくて、とても苦しい思いをしました。

 カラダがどんどん女の子らしくなってくると、「不公平だなぁ・・・」って思うことがもっと増えました。洋服にしても着替えにしても、なんか人目が気になってしまって。
 それにね、やっぱ、異性のこととかエッチなことにも興味が出てくるじゃない。でも、そんなこと誰にも相談できなかったし、親しい友達にも聞きにくいから聞けなくって。一人で悶々としてました・・・。


 でも、男の子たちってエッチについても割りとオープンで、クラスで友達同士でエッチな話したり、エロ本を持ってきて回し読みをしたり、なんてやってるけど、女子はね〜。そんなことできないでしょ?
 ここでも「損だなぁ・・・」なんて考えていました。


 女子校の養護の先生になったら、生徒たちからいろいろな相談を受けるようになりました。中には「知らない」ってことで、ホント危ない目にあった人もいたりしましたね。でも、ななこ先生の保健室を訪ねてくれる人は全体の中では本当に少なくて、もっともっと、多くの人が性やエッチのこと、男の子のことなんかをオープンにしゃべれるスペースがあれば・・・ってここを作ることを決意したのです。 
このお部屋を作った理由